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テリパラチド(Teriparatide、商品名:フォルテオ、テリボン)はパラトルモンである。 効果的な骨同化(骨成長)剤であり骨粗鬆症の治療に用いられる。適応外使用で骨折の治癒促進に用いられる場合も有る。テリパラチドはヒトパラトルモン(PTH)のN末端から34個のアミノ酸を切り出したポリペプチドであり、間歇的投与に依り破骨細胞よりも骨芽細胞を活性化させ、その結果骨量を増加させる。 ==効能・効果== テリパラチドは、骨折のリスクを複数有し他の治療法に不忍容な閉経後女性に投与出来る唯一の骨同化剤〔である〔。米国では2002年11月に承認された。日本では2010年7月に承認された〔。骨成長の効果を持ち、脊椎の骨密度を1年間で8%増加させ、脆弱性骨折の危険性を減少させた〔。日本での効能・効果は「骨折の危険性の高い骨粗鬆症」である。骨粗鬆症治療薬として概ね安全であるが、頭痛、嘔気、眩暈、四肢疼痛等が起こる事が有る〔。 椎体骨折歴の有る閉経後女性を対象としたテリパラチド20µg/日、40µg/日、偽薬の3群比較無作為化臨床試験が実施された。投与開始約19ヶ月後、偽薬を投与された女性の14%で新たな椎体骨折が発生した一方、20µg/日群では5%、40µg/日群では4%であった。椎骨以外の骨折もテリパラチド投与群では統計学的に有意に低率であった。20µg/日群では脊椎及び寛骨の骨塩密度が上昇した〔。 テリパラチドは男性の原発性骨粗鬆症及び性腺機能不全性骨粗鬆症で骨折リスクの高い患者や他の治療法が無効又は不忍容な男性患者にも使用される。 テリパラチドは糖質コルチコイド継続投与に因る骨粗鬆症についても男女とも使用される。 テリパラチドは骨肉腫に因る骨折リスク増加には使用すべきでない。である場合や血中アルカリホスファターゼが上昇している場合、が開いている場合、骨への放射線療法後も同様に使用すべきでない。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「テリパラチド」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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