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Terry's Terry(テリーズテリー)とは、静岡県浜松市に工房を構えるアコースティックギターのギター・ブランドである。ヘッドのロゴから、「T'sT」と略して呼ばれたり、表記されたりする事もある。また後述の兄弟ブランドの「TSK」「Terry's Casual」と区別する為に、「本家」、及び「本家T'sT」と呼ばれたり、表記される事もある。 == 概要 == ギターデザイナーの「テリー中本」こと中本輝美(1949年7月22日島根県津和野町出身)がヤマハを退職後〔ヤマハ在籍時にはポール・サイモンやジョン・レノン等にもギターを製作している。2010年に閉館したさいたまスーパーアリーナ「ジョン・レノン・ミュージアム」に展示されていた、オノ・ヨーコからのオーダーにより製作されたヘッドに「龍」の蒔絵をあしらった黒いアコースティックギターもテリー中本の製作である。ポール・サイモンとは現在も交流があり、ギターのオーダーが寄せられるという。〕に独立し、1990年に浜松市にて有限会社「てりーずカンパニー」を設立、オリジナルブランドのアコースティックギター「Terry's Terry」を少数のスタッフと基本的にオーダーメイドにより製作している〔以前はカタログモデルも存在したが、工房の生産キャパシティの関係からカタログモデルは廃止となっている。〕。 ギターの製作には、同じくヤマハから独立したギター工房の関道雄と仲鉢昌志も関っている。 工房の生産能力のキャパシティの関係上大量に生産することが不可能であり、国内外から多数のオーダーが寄せられることも多く、発注から顧客の手元に届くまでに2、3年かかる場合や、オーダーストップを行うこともしばしばある。 一時はテリー中本の身内の不幸等いくつものトラブルが重なり、心労から工房を畳む事を決意していたというが、周囲からの応援により製作継続を表明、浜松市内に新たに移転した工房にて現在もギターを製作している(近年は後述する「TSK」や「Terry's Casual」の監修等によってテリー中本自身が多忙を極めており、ギター製作に本人が加わる機会は少なくなっている模様である)〔リットーミュージック「アコースティック・ギター・マガジンVol.33」~にっぽんのギター工房・第19回 T'sT(テリー中本)〕。 2010年、創業20周年を迎え、「20th Anniversary Model」を限定生産した。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「Terry's Terry」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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