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テロワーニュ・ド・メリクール : ミニ英和和英辞書
テロワーニュ・ド・メリクール[てろ]
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〔語彙分解〕的な部分一致の検索結果は以下の通りです。

テロ : [てろ]
 【名詞】 1. (abbr) terror 2. terrorism 3. (P), (n) (abbr) terror/terrorism
: [ちょうおん]
 (n) long vowel mark (usually only used in katakana)

テロワーニュ・ド・メリクール : ウィキペディア日本語版
テロワーニュ・ド・メリクール[てろ]

テロワーニュ・ド・メリクール (Théroigne de Méricourt1762年8月13日 - 1817年6月8日) は、フランス革命前期の1789年 - 1793年にかけてパリを中心に活動した、娼婦出身の女性革命家。乗馬服に幅広帽子という男装に身を包んでパリの街を闊歩し、革命のシンボルとして「自由のアマゾンヌ」ともてはやされた。
==幼少期・娼婦時代==
テロワーニュ・ド・メリクールは出生名をアンヌ・ジョゼフ・テルヴァニュ (Anne-Josèphe Terwagne) といい、現在のベルギー王国リュクサンブール州〔ただし当時はオーストリア南ネーデルラントである。〕内のマルクール村で1762年に生まれた。後に改名する「メリクール」とは、この故郷マルクール村が訛ったものである。生家は農家であったが、継母との関係が上手くいかず11歳で家を出奔し、牛飼いや針仕事などの職を転々とした。1782年、20歳でロンドンに渡り、「カンピナド伯爵夫人」という源氏名社交界に入り、娼婦として自立するようになった〔安達1986、14-17頁。〕。
ロンドン時代の彼女は、貴族王族などを客に取り、幾人もの資産家を破滅に追い込んだ高級娼婦として名を馳せた。客の中に当時のイギリス皇太子 (後の国王ジョージ4世) がいたという伝説もある〔安達1986、18頁。〕。貧家の出身である彼女だが、こうした客との関わりの中で識字能力など一定の教養を身につけていったものと思われる。また活動の場はロンドンに留まらずパリにも及び、国際的な女性でもあった。勘定高く、パリの高級官僚であったペルサン侯爵という人物に年間5000リーブルの終身年金を支払わせる契約を結び収入の安定を図っている〔セレブリャコワ、4頁。〕。また、故郷から呼び寄せた達に職を斡旋するためパリの銀行家ペルゴーに宛てた手紙も残っており、兄弟思いの一面もあった〔安達1986、21頁。〕。
パトロンの援助の元、一時は歌手を目指し、歌謡の本場であるイタリアで修行した時代もあったが、それは長続きしなかった〔安達1986、22-23頁。〕。

抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
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