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テロ・クリスティアン・ピトカマキ(, 1982年12月19日 - )は、フィンランドの南ポフヤンマー県イルマヨキ出身のやり投選手。ノルウェーのやり投選手のアンドレアス・トルキルドセンとは親しい反面、競技においてはライバルとして知られている。 == 経歴 == 2004年のアテネオリンピックにおけるやり投競技に参加したものの83m01に終わり第8位だった。2005年8月には91m53の記録を出し、母国であるフィンランドのヘルシンキで行われる世界選手権への出場を決めた。しかし本番では本来の結果が残せず81m27の4位だった。最初にメダルを獲得できたのは2006年にイェーテボリで行われたヨーロッパ選手権での銀メダルだった〔Tero Pitkämäki wins javelin silver in Gothenburg - HELSINGIN SANOMAT 〕 。 2007年7月13日にはスタディオ・オリンピコ・ディ・ローマで開催されたIAAFゴールデンリーグに参加した。この大会でピトカマキが投げた槍が大きく左にそれてしまい、走幅跳のウォーミングアップエリアにいたフランスのサリム・スディリの脇腹に突き刺さってしまう事故が発生した。大事には至らなかったもののスディリは地元の病院へと搬送された〔Accident overshadows Powell show - BBC SPORT 〕 。同年8月5日には89m43を投げてフィンランドの国内選手権の4連覇を達成した。同じ9月には大阪で行われた世界選手権に参加し、89m16を投げた。金メダルが確定した後の最後の投てきにおいては90m33の記録を出すことに成功した。 そして10月5日にはヨーロッパ陸上競技連盟によってクロアチアのブランカ・ブラシッチと共に欧州陸上競技年間最優秀選手に選ばれた。そのシーズン11勝の記録やそ91m23のその年のヨーロッパ記録を打ち立てたことなどが要因になったといわれている〔24-year-old Tero Pitkämäki (FIN) wins the Waterford Crystal European Male Athlete of the Year 2007 - Europian Athletics 〕。さらに10月にはフィンランドスポーツマンオブザイヤーに選ばれた。F1チャンピオンとなったキミ・ライコネンを抑えて、クロスカントリースキーチャンピオンのビルピ・クイトゥネンと共に受賞した〔F1 champion Kimi Räikkönen beaten by Pitkämäki in race for annual sports award - iaaf.org 〕。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「テロ・ピトカマキ」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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