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テンツキ (''Fimbristylis dichotoma'')は、カヤツリグサ科テンツキ属の植物である。英名はない。 == 特徴 == 1年草である。茎は群がって生え、高さ15-50cmである。葉は根生して細長く、幅は1.5-5mm。茎は有毛。基部の鞘は開出毛を密生し、茶褐色をしている。花序は2-3回分枝し、長さ3-7cmで、先端に小穂が単生する。実のなる小穂は多数つき、長卵形であり、長さは5~8mm。小穂は光沢のある赤褐色で、多数の小花をもつ。果実期は8-9月である。 テンツキはふつう毛が多く、苞葉などにも毛が見られることが多いが、毛の量に個体差が生じる。また、ほとんど貧栄養な裸地で生育する個体は草高が10cm程度に小型化し、別種と見間違う。〔テンツキ-西宮の湿生・水生植物- 〕 小花を覆う鱗片は卵円形で長さ2-3mm、毛はなく、先端ははっきり丸くて最頂部がわずかだけ突き出る。果実は長さ0.8-1.2mm、広倒卵形で断面はレンズ状。表面は格子模様があり、格子の内側は横長楕円形。色は黄褐色から淡い黄色で、柱頭は扁平で先端は二裂する〔北村他(1987)p.233〕。 名前については小穂で点をつけるので『点つき』、小穂が上を向くので『天突き』の二説あってはっきりしない〔谷城(2007)p.138〕。和名については初島はオテンツキを採っている〔初島(1975)p.738〕。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「テンツキ」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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