|
===================================== 〔語彙分解〕的な部分一致の検索結果は以下の通りです。 ・ ー : [ちょうおん] (n) long vowel mark (usually only used in katakana)
テープライブラリ(英: Tape Library)とは、1台以上のテープドライブと、〜数万個のテープメディアを格納するスロットと、バーコードリーダーでテープカートリッジを識別してテープドライブにセットするロボットを持つ外部記憶装置。テープサイロ (Tape Silo)、テープロボット (Tape Robot)、テープジュークボックス (Tape Jukebox) とも呼ばれる。 最小の構成、ロボット機構とテープドライブ1台だけを持つものはオートローダーと呼ばれることもある。 == 特性・用途 == 非常に大容量のデータを格納でき、60テラバイト程度〔HP StorageWorks MSL2024 Tape Library - Overview & features 〕から、800ペタバイト以上〔Oracle StorageTek SL8500 Modular Library System Provides up to 100,000 slots and 2,100 PB (2.5:1 compression).〕まで対応したものもある(2015年現在)。ハードディスクドライブのみで構成されるネットワークアタッチトストレージの容量の10倍〜数万倍にあたる。小型のものは約1万ドル〔HP Small & Medium Business Online Store: HP StorageWorks MSL2024 Tape Libraries 〕、ハイエンド製品では7万ドル〔Sun StorageTek L1400 Tape Library . Cites cost as "From $69,000. (US)".〕〜10万ドルを超えるものもある。大規模なデータセンターでは、ハイエンド製品を複数台使い、数万本以上のテープカートリッジを運用している例もある。 カートリッジの移動を伴うため、データアクセスまでに時間を要する事が難点である(搬送に数秒〜数十秒を要する)が、 * ディスクストレージと比較して、容量あたりのコスト、電力消費、発熱量が低い * 大量のデータへ体系的なアクセスを提供できる * 軽微な作業で容量を拡張できる (空きスロットにカートリッジを追加で投入するだけ) という利点がある。 このような特性から、主にデータのバックアップやアーカイブに使用される。後者の例には、 * 映画会社などの映像アーカイブ * 法令遵守のためのデータ保管 (取引記録を後で監査できるようにするため) * 研究機関における大量の計測データ保管〔http://castor.web.cern.ch/〕 * 過去の重要な記録の(保管期限の無い、半永久的な)長期保管 などがある。 これらのデータや参照頻度の低いデータを格納する方式としてがあるが、これを構成するハードウエアコンポーネントの一部として利用されることもある。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「テープライブラリ」の詳細全文を読む スポンサード リンク
|