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ディエゴ喜斎 : ミニ英和和英辞書
ディエゴ喜斎[やこぼきさい]
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〔語彙分解〕的な部分一致の検索結果は以下の通りです。

: [とき]
 【名詞】 1. meals exchanged by parishioners and priests 

ディエゴ喜斎 : ウィキペディア日本語版
ディエゴ喜斎[やこぼきさい]

ディエゴ喜斎喜斎ディエゴ、と称する資料もある。ただし喜斎(''Kisai '')とは名前でも名字でもなく教会の手伝いを始めてから名乗るようになった本名に由来する(斎号。神を祀るための名前。とする説もある)である。正式な日本名は本項にて述べる通り。〕(ディエゴきさい、葡:''Diogo Kisai'' 、英:''James Kisai'' 、天文3年(1534年)- 慶長2年12月19日1597年2月5日)〔コトバンク-喜斎ディエゴとは 〕)は安土桃山時代日本商人キリシタンイエズス会員日本二十六聖人の一人として磔刑に処せられて殉教に至り、死後に列聖をもってカトリック聖人として認められた人物。俗名(日本名・本名)を市川喜佐衛門〔史料や地域の案内看板には「市川喜衛門」とするものもあるが、芳賀地域の参墓碑に刻まれた名では「市川喜佐衛門」としている。〕(いちかわきざえもん)と称す。また参り墓の在する岡山県岡山市北区芳賀では、ヤコボ喜斎(ヤコボきさい)〔「ヤコボ」は「ディエゴ」(ポルトガル語)のラテン語読み。戦前までは日本国内で使われていたが、現在の日本のカトリックでは教上に伝えられる様々なヤコボ(ヤコブ)と区別するために用いられない。また英語圏ではJames(ジェームズ)が用いられる。〕と称され親しまれる。
== 人物 ==
天文3年(1534年)、備前国岡山藩津高郡馬屋郷芳賀村(現在の岡山県岡山市北区芳賀)に商農の子として生まれたとされる。子どものころより、常に素直で温和かつ謙虚であり、その人柄は多くの人を引きつけたと伝わる。〔岡山カトリック教会ウェブサイトより。〕
喜佐衛門が生まれた馬屋郷は五畿七道のひとつ山陽道が通り、同じ馬屋郷の中には備前国の一宮である吉備津彦神社が存在した。そのため、同地は古来より門前町とその周辺地として、往来商業が活発であり、芳賀村の在していた馬屋郷も山陽道の駅家が置かれ、そのためのが飼育されていたと言われる。そのため中央よりの情報が入りやすく堅実であれば新しいものでも受け入れやすい地勢にあり、当時、岡山藩を治めていた宇喜多氏もこれを支持した。少年時代の喜佐衛門にとって、この故郷の地勢はキリスト教を非常に身近なものと感じる下地を成したものであったとされている。〔
青年になった喜佐衛門は志のために大阪の商家へ奉公に上がり、やがて独立して商人となった。そのかたわらでイエズス会の活動に参加。会合や教会における祭壇係や門衛・接待係を勤め伝道活動を支援したとされる。〔長崎遊楽-ディエゴ喜斎
だが、豊臣秀吉のキリシタン禁教令によって、大阪の教会にて捕縛され、詮議のために京都に送られ市中引き回しを受ける。のち、長崎での磔刑判決が出され、そのまま若き日に青雲の志を持って上阪した山陽道を、今度は長崎に向かって下っていくこととなる。そして道中、故郷との密かな別れを内心にて終えた後、慶長2年12月19日1597年2月5日告解のために訪れたフランシスコ・パシオ神父に、イエズス会への入会を許され、正式な信徒として長崎の西坂の丘の上にて磔刑に処されて、殉教の徒に就いた。死の直前にイエスマリアの名を呟いたという。〔日本二十六聖人記念館ウェブサイト 「26聖人名簿」より。原典はルイス・フロイス『日本二十六聖人殉教記』〕享年64歳。同時に刑に処された信徒・宣教師の中において最年長の立場であった。

抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
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