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ディラック行列 : ミニ英和和英辞書
ディラック行列[れつ]
=====================================
〔語彙分解〕的な部分一致の検索結果は以下の通りです。

: [くだり, ぎょう]
 【名詞】 1. (1) line 2. row 3. (2) verse 
行列 : [ぎょうれつ]
  1. (n,vs,n) (1) line 2. procession 3. (2) (gen) (math) matrix 
: [れつ]
 【名詞】 1. queue 2. line 3. row 

ディラック行列 ( リダイレクト:ガンマ行列 ) : ウィキペディア日本語版
ガンマ行列[がんまぎょうれつ]
ガンマ行列(ガンマぎょうれつ, )、あるいはディラック行列(ディラックぎょうれつ, ) とは、反交換関係
によって定義される行列の組。場の理論におけるディラック場の記述に応用される。物理学者ポール・ディラック相対論的な波動方程式としてディラック方程式を導く際に導入した〔P.A.M. Dirac, Quantum Theory of the Electron" , ''Proc. R. Soc. A'' (1928), vol. 117, no 778, p. 610-624 〕。
== 定義 ==
ガンマ行列 \gamma^\mu は以下の反交換関係を満たす行列の組として定義される〔時空の座標の取り方によっては、見かけ上、異なる定義が用いられることがある。4次元時空において、座標を(x_1, x_2, x_3,x_4)=(x, y, z, ict)とし、計量をds^2=dx_1^+ dx_2^+dx_3^+dx_4^で与える場合、ガンマ行列は、\=2 \delta_ \mathbf \quad (\mu=1,2,3,4)で定義される。但し、\delta_クロネッカーのデルタを表す。〕。
ここで, \mu,\nu = 0,1,2,\ldots,d-1 はd次元時空の添え字で、 g は時空の計量で、この場合 g = diag(+1,-1,-1,...,-1) である。1 は単位行列で、この式が行列としての等式であることを明示しているが、しばしば省略される。行列を成分で書けば、
となる。行列の添え字はa,b = 1,\ldots,2^k(d が偶数の場合は k=d/2、奇数の場合は k=(d+1)/2)の範囲を動く。また、重複して現れる添え字についてはアインシュタインの規約に従い、和をとるものとする。
時空の添え字の上げ下げは、計量によって行われる。
ここでj=1,\ldots,d-1 は空間成分である。(以下同じ)

抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
ウィキペディアで「ガンマ行列」の詳細全文を読む

英語版ウィキペディアに対照対訳語「 Gamma matrices 」があります。




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