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インクリメント (increment) は、一般には増加という意味だが、コンピュータ用語としては、変数の値を1増やす演算のことである。逆に、1減らす演算はデクリメント (decrement) である。 ==プロセッサでの扱い== ループや逐次アドレッシングで使用頻度が極めて高いため、プロセッサレベルで専用のインクリメント命令が用意されていることが多い。 通常、レジスタに数値を加算するには、1ワードで加算命令とレジスタを表し、もう1ワードで加算する数値を表すので、計2ワードが必要だが、インクリメント命令を使えば1ワードで済む。ただし、プロセッサによっては、インクリメント命令は加算命令よりもオペランドの種類が限られる(たとえばアキュムレータのみに可能など)。 アセンブラの中には、1を加算する加算命令をインクリメント命令に最適化するものもある。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「インクリメント」の詳細全文を読む 英語版ウィキペディアに対照対訳語「 Increment and decrement operators 」があります。 スポンサード リンク
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