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デジタル印刷(でじたるいんさつ)とは、デジタルイメージを直接様々なものに印刷する技法である〔David Whitbread, The Design Manual, page 312 〕。通常、DTPなどで作成したデジタルソースからレーザープリンターやインクジェットプリンターを使って大判の印刷や大量の部数の印刷をするプロフェッショナルな印刷を指す。 オフセット印刷などの従来の技法(有版方式)に比べて、特にロットが大きい場合に1枚あたりコストのが高いといわれるが、無版方式〔HP Indig製品においては、厳密には内部的に版を生成してエレクトロインキをのせるため、品質も有版方式と同等といわれる JAGAT - HPエレクトロインキ技術 (2005/12/11) 〕であることから印刷版をつくるまでの従来の手間が省ける、あるいは小ロットでは製版代を必要としないという利点がある〔日本印刷産業連合会 - デジタル印刷の技術と将来展望に関する調査研究報告書, p1 〕。また、オンデマンド印刷が可能、完成までが早い、内容の修正が容易といった利点もある〔 William E. Kasdorf, The Columbia guide to digital publishing , page 320 〕。人件費が抑えられ、高機能化してきたことから、デジタル印刷は従来の印刷技法に取って代わることも可能なところに到達しつつある〔Marianne Hörlesberger, Mohamed El-Nawawi, Tarek M. Khalil, Challenges in the management of new technologies, Volume 1, page 493 〕。 == プロセス == リトグラフ、フレキソ印刷、グラビア印刷、活版印刷といった従来の技法とは異なり、印刷版を交換する必要が全くなく、そのために全工程にかかる時間が短縮されるが、一方で多くのデジタル印刷技法ではイメージの細部が失われることが多い。インクジェットプリンターやレーザープリンターを使うのが一般的で、普通紙だけでなく印画紙、キャンバス、ガラス、大理石など様々なものに印刷可能である。 インクまたはトナーは従来の技法で使われているインクのように紙などに浸透せず、トナーであれば熱、UV硬化インキであれば紫外線でかたまって表面に固着し、薄い層を形成する。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「デジタル印刷」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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