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デッカー : ミニ英和和英辞書
デッカー[ちょうおん]
=====================================
〔語彙分解〕的な部分一致の検索結果は以下の通りです。

カー : [かー]
 【名詞】 1. car 2. (n) car
: [ちょうおん]
 (n) long vowel mark (usually only used in katakana)

デッカー ( リダイレクト:イングリッシュ・エレクトリック ) : ウィキペディア日本語版
イングリッシュ・エレクトリック[ちょうおん]

イングリッシュ・エレクトリック ''English Electric'' )は、1918年に設立された、当初は電動機を生産し、後には鉄道機関車航空機コンピュータなどを生産していたイギリス総合電機メーカーである。1968年ゼネラル・エレクトリック・カンパニーに買収された。
日本では、その前身の1つであるディック・カー・アンド・カンパニー(''Dick, Kerr & Co.'' )から来ている「デッカー」という通称がよく知られている。
== 歴史 ==

* 1917年 - ディック・カー・アンド・カンパニーがプレストン路面電車を製造していたユナイテッド・エレクトリック・カー・カンパニー(''United Electric Car Company'' )を買収。
* 1918年 - イングリッシュ・エレクトリック設立。
* 1918年から1919年 - イングリッシュ・エレクトリックがプレストンのディック・カー・アンド・カンパニー、ラグビー(''Rugby'' )のウィランズ・アンド・ロビンソン(''Willans & Robinson'' )、ブラッドフォードのフェニックス・ダイナモ・マニュファクチャリング・カンパニー(''Phoenix Dynamo Manufacturing Company'' )を買収。またシーメンスのスタッフォード工場(''Stafford works'' )とダイナモ・ワークス(''Dynamo Works Ltd.'' )も買収している。ディック・カーの動力機械事業はプレストンに集中しており、1930年までここで事業を継続した。
* 1926年 - 最後のキングストン飛行艇(''English Electric Kingston'' )を送り出して航空機事業部門閉鎖。
* 1920年代後半 -経営危機に陥る。アメリカウェスティングハウス・エレクトリックの資本支援を受けた複雑な財務上の再編を行って脱却。
* 1930年 - 電気製品の製造をブラッドフォードに移転(路面電車、バスの車体、鉄道車両製造事業はプレストンに残存)。
* 1930年 - イングリッシュ・エレクトリックに関連している人間としてよく知られている、ジョージ・ネルソン(''George Nelson, 1st Baron Nelson of Stafford'' )が社長に就任。
* 1930年代 - サザン鉄道電化プロジェクトに設備を供給し、電気鉄道事業での立場を築く。
* 1939年 - ランカシャーのセームルズベリー(''Samlesbury'' )に「影の工場」(''shadow factory'' )を建設し、ハンドレページ ハンプデンハンドレページ ハリファックスを製造する。
* 1939年から1945年 第二次世界大戦に対して重要な貢献を行う。
* 1942年 - 航空エンジンメーカーのネイピア・アンド・サンを買収し、イングリッシュ・エレクトリックの航空機部門を設立する。工場はハリファックス製造用に転用される。
* 1945年以降 - 航空機の設計に多大な投資を行い、1950年代イングリッシュ・エレクトリック ライトニングイングリッシュ・エレクトリック キャンベラなどで多大な成功を収める。キャンベラは各国空軍で多くの任務に就き、2006年まで現役であった。
* 1946年 - マルコーニ(''Marconi Company'' )を買収。
* 1947年 - ウォートン空軍基地(''Warton Aerodrome'' )跡に設計事務所を拡張移転。
* 1955年 - 機関車製造を行ってきた、バルカン・ファウンドリーとロバート・スティーブンソン・アンド・ホーソーンズ(''Robert Stephenson and Hawthorns'' )を買収。またこの頃イングリッシュ・エレクトリックは蒸気タービンも製造していた。
* 1958年 - 航空機事業部門をイングリッシュ・エレクトリック・アビエーション(''English Electric Aviation Ltd.'' )に分社化。
* 1960年 - イギリスの大手電機メーカーの1つであるGECを買収しようとする。
* 1960年 - イギリス政府の圧力を受けて航空機事業部門をブリティッシュエアクラフトコーポレーションに合併させる。イングリッシュ・エレクトリックはその40%を出資した。
* 1963年 - J.リヨンズ・アンド・カンパニー(''J. Lyons and Co.'' )と合弁で、同社の開発したLEOコンピュータ(''LEO'' )を製造するためのイングリッシュ・エレクトリックLEOを設立。
* 1963年 - イングリッシュ・エレクトリックの誘導兵器部門をブリティッシュエアクラフトに合併させる。
* 1964年 - J.リヨンズ・アンド・カンパニーのイングリッシュ・エレクトリックLEOに対する半分の持ち分を買い取り、マルコーニ・コンピュータと合併させてイングリッシュ・エレクトリックLEOマルコーニ(''English Electric Leo Marconi'' 、EELM)を設立する。
* 1967年 - EELMがエリオット・ブラザーズ、インターナショナル・コンピューターズ・アンド・タビュレーターズ(''International Computers and Tabulators'' 、ICT)と合併してインターナショナル・コンピューターズ・リミテッド(''International Computers Limited'' 、ICL)を設立する。
* 1967年 - GECがアソシエイテッド・エレクトリカル・インダストリーズ(Associated Electrical IndustriesAEI)を買収。
* 1967年または1968年 - プレッシー(''Plessey'' )がイングリッシュ・エレクトリック買収に失敗。
* 1968年 - 新しいGECがイングリッシュ・エレクトリックを買収する。

抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
ウィキペディアで「イングリッシュ・エレクトリック」の詳細全文を読む

英語版ウィキペディアに対照対訳語「 English Electric 」があります。




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