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デビスカップ (, ) は、1900年から毎年行われている男子テニスの国別対抗戦。略称はデ杯。原音では「デイヴィス・カップ」に近い発音。 名称は優勝杯を大会に寄贈したドワイト・デービスにちなむ。かつてはNECが協賛をつとめていたが、現在はこれにかわってBNPパリバがつとめており、「Davis Cup by BNP Paribas」の名で開催されている。 なお同等の女子テニス国別対抗戦は「フェドカップ」という別名称がついている。 == 大会の流れ == 各国には代表選手4名が選出され、試合は3日間にわたって行われる。各試合は5セット・マッチで行う。第1日目はシングルス2試合、第2日目はダブルス、第3日目はシングルス2試合を行い、先に3試合を取った国の勝利となる。ただし、最終第5試合(シングルス)を待たずに一方の国が3勝を挙げて勝利が確定した場合、残った“消化試合”は3セット・マッチに短縮される。 また、開催国がサーフェスを決定することができる。開催国は、過去に対戦がないか、対戦が古すぎる場合は抽選、それ以外の場合は両国が交互に開催することになる。そのため、開催国は自国に有利になるコート・サーフェスを用意する場合が多い。 例えば、クレー勝率9割超えのナダルを筆頭にクレーコーターの多いスペインはクレーを選択することが多い他、伝統的に速いコートが得意な選手の多いアメリカはハードコートを選択する場合が多い。逆にそれらを封じるために、相手の不得手とするコートをあえて選ぶ場合もある。ビッグサーバーの多い国(クロアチアなど)を相手にする場合は、サーブの威力の落ちるクレーコートを選択する、などがそれである。 出場国は種々の「グループ」に分かれる。頂点にいる「ワールドグループ」16か国は、1回戦からトーナメントを行う。ワールドグループ1回戦で敗退した国と、世界各地の「ゾーン」(例:欧州ゾーン、東洋ゾーンなど)の優勝国が、翌年のワールドグループ出場権をかけて「プレーオフ」を行う。ワールドグループ各会場の1回戦、2回戦、準決勝は原則として日程を同時に合わせることになっている。決勝は例年、12月初頭に行われ、ここでその年のデビスカップ優勝国が決まる。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「デビスカップ」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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