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デュケーヌ級重巡洋艦は、フランス海軍の重巡洋艦の艦級である。同型艦はトゥールヴィル。艦名はルイ14世から叙勲を受けたアブラハム・マルキ・デュケーヌにちなむ。 == 概要 == 1922年のワシントン海軍条約後に建造したフランス初の条約型巡洋艦である。設計や排水量、兵装などは他国の条約型重巡と比べ遜色のないものであったが、防御力に関しては装甲が脆弱(砲塔、司令塔、弾薬庫、舵取室に30mmの弾片防御のみ)である。しかし機関部は生存性を高めるため世界の重巡に先駆けてシフト配置を採用している。そのため前後に離れた煙突を持っている。1935年に空母に改装されることが計画されたが実現はしなかった。 第二次大戦緒戦ではインド洋にて護衛任務に従事していたが、フランス降伏時にはアレクサンドリアにあり英海軍により抑留されていた。後に自由フランス軍に参加しアメリカで改修され、ノルマンディー上陸作戦等に参加。1946年の第一次インドシナ戦争にも参加、出動している。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「デュケーヌ級重巡洋艦」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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