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デリック(英:derrick)は、本体とは別に設置された原動機付のウインチ(巻上機)からワイヤを介して本体ブームの上げ下げや旋回を行うことで稼動する機械装置のことである。 == 概要 == デリックは、主として土木作業現場での建設資材の吊り上げや、港湾荷役における本船上での作業に用いられる。 尚、日本では、港湾荷役に用いるデリックのうち船上に設置されたものは(装置の形式・性質としてはデリックであるが)法令上の分類は「揚貨装置」とされており、運転に必要な免許(揚貨装置運転士免許)も別のものとなっている。 発明されたのは17世紀ごろのイギリスと言われており、当時は人力でウインチを巻き上げて操作する装置だった。 デリックという名称は16世紀後期から17世紀初頭のイギリスの死刑執行人であるデリックという人名に由来している。彼は絞首刑の執行に際し、下に落として吊るのではなく、引き上げて吊るという方法を考案した人物である。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「デリック」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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