翻訳と辞書
Words near each other
・ デルタドロメウス
・ デルタフェライト
・ デルタフォース
・ デルタフォース (ゲーム)
・ デルタフォース (映画)
・ デルタフォース (曖昧さ回避)
・ デルタフォース2
・ デルタフォース3
・ デルタブイ
・ デルタブルース
デルタプラス
・ デルタマン硫酸
・ デルタレトロウイルス属
・ デルタロケット
・ デルタ・アマクロ州
・ デルタ・ウッド
・ デルタ・エレクトロニクス
・ デルタ・グッドレム
・ デルタ・グルーブ
・ デルタ・グルーヴ


Dictionary Lists
翻訳と辞書 辞書検索 [ 開発暫定版 ]
スポンサード リンク

デルタプラス : ミニ英和和英辞書
デルタプラス
=====================================
〔語彙分解〕的な部分一致の検索結果は以下の通りです。


デルタプラス ( リダイレクト:百式 (ガンダムシリーズ)#デルタプラス ) : ウィキペディア日本語版
百式 (ガンダムシリーズ)[ひゃくしき]

*
*

百式(ひゃくしき、HYAKU-SHIKI)は、「ガンダムシリーズ」に登場する架空の兵器。有人操縦式の人型ロボット兵器モビルスーツ」 (MS) の1つ。初出は、1985年放送のテレビアニメ機動戦士Ζガンダム』。
作中の軍事勢力の一つである反地球連邦組織「エゥーゴ」の試作機。元々は可変型ガンダムタイプMSとして設計されていたが、技術不足からこれを断念し、通常のMSとして完成した。全身に施された金色の特殊塗装と肩に描かれた「百」のマーキングが特徴で、高い機動性と運動性を発揮する。
『Ζガンダム』劇中では、「クワトロ・バジーナ」の偽名でエゥーゴに参加している元ジオン公国軍大佐「シャア・アズナブル」が搭乗し、続編の『機動戦士ガンダムΖΖ』では、主に「ガンダム・チーム」の一員である「ビーチャ・オーレグ」が搭乗する。
メカニックデザインは、永野護のラフ画を基に藤田一己が行った。
当記事では、そのバリエーション機についても記述する。
== 機体解説 ==

エゥーゴとアナハイム・エレクトロニクス社による共同開発計画「Ζ計画」で開発されたアナハイム製ガンダムの1機。
; 型式番号
: 型式番号は リック・ディアス(MSA-099 もしくは RMS-099)の次なので100が予定されており、名称もそれに併せ、開発主任のM.ナガノ博士により「百年使えるMS」という願いを込めて百式と名付けられた。しかし結局、型式番号は博士にとっての最初のプロジェクトのためにMSN-001とするべきという意見もあったため、博士の主張によりMSN-00100と付けられた。MSNのNはM.ナガノ博士のイニシャルであり、00100はMSA-100とMSN-001のダブルミーニングということになった。
: しかし、5桁の型式番号は扱いにくく、本来の予定や機体名の影響からMSN-100と呼ばれることが多かった。本機は何度か設計変更が行われているため、型式番号については諸説あり、判然としない。「γガンダム」とも呼ばれるリック・ディアスの次に開発されたため、開発コードδが与えられ、百式にδガンダム(デルタガンダム)の名称が当てられるようになった〔大日本絵画『ガンダムウォーズII MISSION ΖΖ』18頁。〕。機体名称に伴い両肩に漢字の「百」がマーキングされた。
; 対ビーム兵器
: グリプス戦役時においてビーム兵器は既に標準装備であったため、ビームコーティングの施されていない通常の装甲では防御が困難な状況にあった。そこで百式には機体の軽量化に加え、機動性および運動性の向上によってビームを回避(対応)する、という案が採用された。
: 回避行動、機体の軽量化においてシールドは不要になったため装備されていない。劇場版第三部『機動戦士ΖガンダムIII A New Translation -星の鼓動は愛-』では、戦闘中に拾得した戦艦の装甲片をシールド代わりに使用していたり、ティターンズの量産型MSハイザック用のシールドを代用している。
: また、機体の基礎案からしてみれば必要ではないが、実験機という側面も持っていたため、耐ビーム・コーティングも採用されている。耐ビーム・コーティング機体の使用においては、ビームを受けた後に傾いた機体を安定させるバランス制御能力が重要であり、そのために可変機として完成が可能であったにもかかわらず設計を改めた経緯がある。また、それに長けた人物がパイロットを務める必要があり、これがクワトロ大尉が選ばれた一因とも言われている。
; 金色の外装
: この機体の最も特徴的なものとして金色の外装があげられる。これは耐ビーム・コーティングとしての効果を持つエマルジョン塗装の一種とされ、書籍『ガンダムMSグラフィカ』によると資源衛星で偶然発見された特殊材料を調合し、生成された皮膜材が用いられているという。ただし、放送当時の1/100スケールや1/144スケールで発売された本機のプラモ解説書には、「プラスチック・カラーコーティング」と記述されている。劇中でも対ビーム用塗装が明言されているフルアーマーΖΖガンダムや、大気圏に突入するといった特性から入念に耐熱処理がされているΖガンダムと比べて特にビームや熱に強い演出はされていない。しかし、小説版『機動戦士Ζガンダム』では「超強化プラスチックの装甲」と記載されている。また、HGUC説明書などでは耐ビーム機能があるが、その効果は一般の塗装と大差ないともされている。
: そのカラーリングから戦場であまりにも目立つこと、そして施工する際のコストや技術的な理由など複数の要因から百式と系列の量産機以外には採用されず、ティターンズのパイロットからはその機体色ゆえ「金色」とも呼ばれた。
; 高い運動性能
: リック・ディアスよりも高度なムーバブルフレームと12基の姿勢制御バーニアに加え、バックパックのウイング・バインダーによるAMBACの向上により高い運動性を誇る。このバインダーはΖプラスシリーズにも継承されている。百式のバックパックは任意に着脱が可能であり、『機動戦士ガンダムΖΖ』第39話では、バインダーごとバックパックを敵機に向けて射出し、相手の意表をついたこともある。
; デュアルアイ
: ガンダムタイプのMSではあるが、デュアルカメラアイを持たないと記載される資料もある。曰く、代わりにImage Directive Encode (IDE) システム(画像管理型符号化装置)と呼ばれるセンサーを採用しており、精密照準時などには赤く発光する走査パターンが見られる、というものである。しかし、テレビ版『機動戦士Ζガンダム』のキュベレイによってカメラシールドが破損させられた場面や、劇場版第一部『機動戦士Ζガンダム A New Translation -星を継ぐ者-』などにはデュアルアイが描かれた場面が存在する。
; ピーキーな調整
: 百式はクワトロ専用機として配備されることを前提としていたため、彼の技量に合わせたピーキーな調整が施され、機体性能を100%引き出すには極めて繊細な操縦技術が必要とされた。『ガンダムMSグラフィカ』では、同一機体であってもクワトロ大尉が搭乗した仕様と第一次ネオ・ジオン抗争に投入された仕様が存在したとされている。後者は開発主任M・ナガノ博士が後者の仕様に関わっていないこともあり、対ビーム・コーティングの皮膜剤の性能低下やピーキーな操縦性の見直しなど、幾分デチューンされて性能が落ちたとの記述もある。また、『ΖΖ』公式サイトでも「グリプス攻防戦で大破した機体をマイナーチェンジした2号機」と記述されている〔百式 - 機動戦士ガンダムZZ 公式サイト〕。
: 派手な金色のビームコーティングに関しては、ナガノ博士の強い要望にパイロットであるクワトロ本人が理解を示したことで実施されたという。百式はグリプス戦役終盤に大破するものの、第一次ネオ・ジオン抗争時に再配備され、ガンダム・チームの一角を担っている。

抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
ウィキペディアで「百式 (ガンダムシリーズ)」の詳細全文を読む




スポンサード リンク
翻訳と辞書 : 翻訳のためのインターネットリソース

Copyright(C) kotoba.ne.jp 1997-2016. All Rights Reserved.