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デルピュネー : ウィキペディア日本語版
デルピュネー[ちょうおん]
デルピュネー()は、ギリシア神話に登場する怪物である〔『ギリシア・ローマ神話事典』〕。長母音を省略してデルピュネとも表記される〔。上半身は人間の女性で、下半身はまたはドラゴンの姿をしている〔『幻獣ドラゴン』219頁。〕。
== 神話 ==
ゼウステューポーンが戦いテューポーンが勝利した時、テューポーンはゼウスの手足の腱を切りと呼ばれる洞窟に隠したが、この洞窟の番人をしていたのがデルピュネーである〔〔『幻獣ドラゴン』184-185頁。〕。また、コーリュキオンの洞窟にはゼウスを閉じこめて〔腱は熊の毛皮に隠し、それをデルピュネーに番をさせたというヴァリアントもある。一説によれば、テューポーンとは血の繋がりがあるといわれている。
デルピュネーが、ヘルメースパーンに騙されてゼウスの腱を奪われた〔〔『幻獣ドラゴン』186頁。〕結果、テューポーンは回復したゼウスと再度戦い敗北することとなった〔。

抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
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