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デルピュネー[ちょうおん] デルピュネー()は、ギリシア神話に登場する怪物である〔『ギリシア・ローマ神話事典』〕。長母音を省略してデルピュネとも表記される〔。上半身は人間の女性で、下半身は蛇またはドラゴンの姿をしている〔『幻獣ドラゴン』219頁。〕。 == 神話 == ゼウスとテューポーンが戦いテューポーンが勝利した時、テューポーンはゼウスの手足の腱を切りと呼ばれる洞窟に隠したが、この洞窟の番人をしていたのがデルピュネーである〔〔『幻獣ドラゴン』184-185頁。〕。また、コーリュキオンの洞窟にはゼウスを閉じこめて〔腱は熊の毛皮に隠し、それをデルピュネーに番をさせたというヴァリアントもある。一説によれば、テューポーンとは血の繋がりがあるといわれている。 デルピュネーが、ヘルメースとパーンに騙されてゼウスの腱を奪われた〔〔『幻獣ドラゴン』186頁。〕結果、テューポーンは回復したゼウスと再度戦い敗北することとなった〔。
抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「デルピュネー」の詳細全文を読む
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