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===================================== 〔語彙分解〕的な部分一致の検索結果は以下の通りです。 ・ ー : [ちょうおん] (n) long vowel mark (usually only used in katakana)
デルマドローム (dermadrome)とは、皮膚以外の臓器疾患に由来する皮膚病変のこと。欧米では"skin manifestations of internal disorders"と表現し、"dermadromes"という用語は一般に使用されない。 : "dermadorme"という言葉は、1947年 米国のKurt Wienerの著書「SKIN MANIFESTATIONS of INTERNAL DISORDERS (DERMADROMES)」で初めて用いられた。 内臓悪性腫瘍などが存在する時に現れる皮膚の症状である(デルマトームとは違う)。胃癌、肺癌といった頻度の高い悪性腫瘍でよく出る。現在でも、この所見があれば、悪性腫瘍の探索目的で画像診断を勧められるが、人間ドックをはじめとする早期診断システムが構築されたため、患者の受診パターンは大きく変化した。当然、すでに悪性腫瘍と診断され、入院している患者にも突然あらわれることがあるので、若手医師はデルマドロームと他の皮膚病変の鑑別に苦労することが多い。他の臓器と異なり、皮膚は見えるので患者がよく気がつくこと、またよく見えるだけに皮膚科学の分類は相当細かいため、若手泣かせの所見である。 以下に有名なデルマドロームを列挙する。 #皮膚筋炎 #環状紅斑 #壊疽性膿皮症 #後天性魚鱗癬 #黒色表皮腫 #レーザー・トレラ徴候 (Leser-Trelat sign):極短時間に脂漏性角化症が急速に多発すること。 #Sweet病 #水疱性類天疱瘡 #汎発性帯状疱疹 #難治性皮膚掻痒症 #後天性多毛症 #紅皮症 #壊死性遊走性紅斑 #POEMS症候群(Crow-Fukase syndrome) #Bazex症候群 #Muir-Torre症候群 #Gardner症候群 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「デルマドローム」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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