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シビレエイ目 Torpediniformes は、軟骨魚綱板鰓亜綱の下位分類群で、エイのグループのひとつ。2科12属60種を含む。捕食・防御のための発電器官を持つことで知られ、その電圧は8-220ボルト (単位)に達する〔Martin, R. Aidan. Electric Rays . ''ReefQuest Centre for Shark Research.'' Retrieved on October 12, 2008.〕 タイプ属はヤマトシビレエイ属 で、これはラテン語で「麻痺した」を意味する ''torpere'' に由来する。 == 形態 == 体盤は丸い。背鰭は2基で、大きく丸いが、タイワンシビレエイ科では退化する場合もある。尾は筋肉質で太く、尾鰭はよく発達する。体は柔らかくて分厚く、皮膚は棘・皮歯を欠く。1対の発電器官は腎臓型で、胸鰭の基部にある。吻は、タイワンシビレエイ科では大きく幅広いが、ヤマトシビレエイ科では欠く。口・鼻孔・5対の鰓裂は体盤下面に位置する〔。 1000m以浅の沿岸域に生息する。泳ぎは遅く、他のエイと異なって尾鰭で推進力を生み出す。砂泥に埋もれて無脊椎動物や小魚を待ち伏せ、電気ショックで麻痺させて捕食する。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「シビレエイ目」の詳細全文を読む 英語版ウィキペディアに対照対訳語「 Electric ray 」があります。 スポンサード リンク
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