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デンドロキラム属 ''Dendrochilum'' は、ラン科植物の一群で、偽球茎に葉を一枚だけつけ、細長い穂状に花を着け、花序は垂れ下がる。 ==特徴== 多年生の着生植物〔以下、主たる記述は唐澤監修(1996)p.230〕。偽球茎は紡錘形から卵形で多数を密生する。偽球茎は一節からなり、先端に単一の葉をつける。葉は革質で、幅広いものから細長いものまであるが、柄があってやや肉厚。 花は偽球茎の先端に出る。葉の後に出るものと葉と共に出るものがあり、花茎の一部が葉と癒合する例もある。いずれにしても花は細長い花茎の上に多数を2列に着け、細長い尾状に垂れ下がるが、立つ種もある。 花は赤っぽい色のものもあるが、多くは白から黄色、緑と比較的目立たない色で小さいものも多く、時にごく小さくて目立たないほど。芳香の強い種が多い。 花弁はほぼ同型、側萼片もほぼ同型で、より大きい。唇弁は単一かまたは三裂するが、側裂変は小さい。ずい柱の側面に糸状の長い突起がある。花粉塊は四個。 なお、名前は『木』と『唇弁』の意で、樹上に着生し、唇弁が目立つことからの命名である〔土橋(1993)p.191〕。細長い花序から『首飾りラン』の愛称を持つ。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「デンドロキラム属」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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