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デイヴィッド・ソウル(David Soul 本名:David Richard Solberg 1943年8月28日 - )は、アメリカ合衆国出身の俳優、歌手。現在はイギリス国籍。 == 来歴 == シカゴ生まれ。父親はルーテル教会の牧師で教師だった。ミネソタ大学ツインシティー校とメキシコの大学で学ぶ。 大学卒業後、覆面歌手としてデビューしたが、売れずに俳優に転向。 1973年、『ダーティハリー2』の悪徳警官役を好演後、1975年からスタートしたテレビドラマ『刑事スタスキー&ハッチ』に“ハッチ”ことケネス・ハッチンソン役でレギュラー出演し、人気を得る。 1976年末、シングルEP「やすらぎの季節」 “Don't Give Up On Us”をリリースし、1977年1月から2月までの全英シングルチャートと同年4月のBillboard Hot 100で第1位の大ヒットとなり、年間チャートの37位を記録。日本では『刑事スタスキー&ハッチ』のエンディング・テーマとしても使われヒットとなり、そのリメイク映画『スタスキー&ハッチ』には、スタスキー役のポール・マイケル・グレイザーと共に同じ役でカメオ出演し、同曲もハッチ役のオーウェン・ウィルソンが劇中で歌った。 続けてリリースした「シルバー・レディ」 “Silver Lady”も、1977年の全英シングル・チャート第1位となった(久しぶりの映画出演作『フィルス』では同曲を歌っている)。第8回東京音楽祭(1979年)では審査員を務めた。 1994年にハリウッドを離れ、ニュージーランドを旅行。その後、オーストラリアでウィリー・ラッセル作のミュージカル『ブラッド・ブラザース』に出演。1995年、パリに渡り、2つのTV映画に出演。続いてロンドンに招かれビル・ケンライト作 ''Catch Me If You Can'' の主演でウェスト・エンド・デビュー。以後、英国で活動を始め、マイケル・レッドグレイヴ脚色版『アスパンの恋文』(1996/ヘンリー・ジェイムズ原作)、デヴィッド・マメット作 ''Speed-the-Plow'' (1998)、アイラ・レヴィン作『デストラップ』(2002)、コール・ポーター作曲『エニシング・ゴーズ』など、イングランド及びスコットランドで舞台に立つ。ウェスト・エンドではニック・ドレイク作 ''The Dead Monkey'' (1999)、サム・シェパード作『フール・フォア・ラヴ』(2000)に主演すると共に演出も担当し、アラン・エイクボーン作 ''Comic Potential''(1999/2000)、ジェリー・スプリンガー役を演じて話題となった ''Jerry Springer - The Opera''(2004-5/TV収録はDVD化)、『ブラッド・ブラザース』、マック・セネット役を演じたジェリー・ハーマン作曲 ''Mack & Mabel'' (2006)といった舞台、ミュージカルで活躍。 また、『ドクター・フー』、『リトル・ブリテン』、『ダルジール警視』、『オックスフォードミステリー ルイス警部』、『トップ・ギア』などの人気シリーズにもゲスト出演し、TV版リメイク『名探偵ポワロ ナイルに死す』(2004/アンドルー・ペニントン役)にも出演している。 なお、2014年は実話を基にした映画 ''Gridiron UK'' の製作と脚本にも携わっている。 2004年、国籍をアメリカ合衆国からイギリスに切り替えた〔David Soul: My home is where my art is ''The Independent'', October 20, 2004〕。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「デヴィッド・ソウル」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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