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『トイレット博士』(トイレットはかせ)は、とりいかずよしにより1970年から1977年まで『週刊少年ジャンプ』誌上に連載された人情ギャグ漫画作品。 == 概要 == 『少年ジャンプ』の創刊2年目から開始された連載は8年間に及び、同誌を数100万部雑誌にのし上げた立て役者にもなった、大ヒット作品である。とりいかずよしの出世作であり代表作の一つ。単行本全30巻は、当時としては記録的な長寿連載であり、『こちら葛飾区亀有公園前派出所』(2016年1月時点で第197巻まで刊行)に抜かれるまで『ジャンプ』史上最長だった。部数も1000万部を売り上げた。その一方で、過激な表現・暴力表現で物議を醸し、社会現象になり、賛否両論を得た。 後発誌であった『少年ジャンプ』は赤塚不二夫を週刊連載という形で起用できず〔ただし、赤塚は後に『おれはゲバ鉄』等をジャンプに連載している。〕、フジオプロのアシスタント達との交代掲載という形で起用。そのうちの1作がとりいかずよしの「トイレット博士」であり、たちまち人気を得て毎週連載に昇格した。とりい自身もフジオプロからの独立も果たした。テレビアニメ化の話があったものの、タイトルをゴールデンタイムにふさわしいものに変更するよう要請されたため、話がまとまらなかったという〔『いきなり最終回PART3』JICC出版局、1991年、p.174。〕。 『少年ジャンプ』のモットーである「友情」「努力」「勝利」が初めて作品中で提示された作品と言われる〔西村繁男『まんが編集術』白夜書房、1999年、p.115。〕。 連載終了後 、1979年に『ヤングジャンプ』創刊号から続編が描かれた。「一丁目のスナミちゃん」である。団員たちが高校生という設定であり、スナミ先生は奥さんに逃げられた状態で登場する。連載は短期間であった。1981年に集英社漫画文庫で単行本化された。 少年漫画史に不滅の金字塔を打ち立てた本作品のファンは年月を経てもなお多く、1990年代になって大きく動きが始まった。1996年には「ジャンプ コミックス セレクション」傑作集上下巻が発売になり、公式サイトも開設されメタクソバッジの復刻が行われた。ファンクラブのメンバーにだけ郵送された二作品の復活作品が存在している。この復活ファンクラブも現在は休止中。 1997年11月19日には、本作のイメージソングとしてシングルCD「うーん恋した時から…」(歌:うんこちゃん)が発売された。 1999年には太田出版から愛蔵版が発売。全作を収録予定だったが、三冊を刊行したところで発売が止まってしまった。しかし復刊ドットコムにより続刊が発行され、現在では全巻を読むことが出来る。 トイレット博士では現在では差別的と判断される語句や表現が存在し、旧作を復刻する際にはそのような話を未収録にするか言葉を変更して掲載することが多いが、愛蔵版では表現を変更せずに掲載しているのが特徴である。 同じ『週刊少年ジャンプ』に載っていたギャグ作品とのジョイント企画もあり、元アシスタントでもある柳沢きみおの『女だらけ』や、当時ジャンプ誌上で人気を二分していた吉沢やすみの『ど根性ガエル』、またデビュー間もなく女性を装っていた車田正美の『スケ番あらし』との合体作品がある。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「トイレット博士」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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