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トゥアハ・デ・ダナーン : ミニ英和和英辞書
トゥアハ・デ・ダナーン[ちょうおん]
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〔語彙分解〕的な部分一致の検索結果は以下の通りです。

: [ちょうおん]
 (n) long vowel mark (usually only used in katakana)

トゥアハ・デ・ダナーン : ウィキペディア日本語版
トゥアハ・デ・ダナーン[ちょうおん]
トゥアハ・デ・ダナーン(Tuatha Dé Danann, 現代アイルランド語:トゥーアハ・ディエー・ダナン 、古アイルランド語:トゥーアサ・ジェー・ザナン )またはダーナ神族(ダーナしんぞく)は、ケルト神話で語られるところではの一族とされる一族。トゥアサ・デー・ダナンとも表記される〔吉田敦彦『ヤマトタケルと大国主 比較神話学の試み3』みすず書房 (1979.1)〕。
== 概要 ==
ケルト神話ではアイルランドに上陸した4番目の種族で、女神ダヌ(ダーナ)を母神とする神族とされる。
一説によれば、フォモール族に追い出されたネミディア族が、ダナーン族になったと言われている。やがて、5番目の種族であるミレー族との戦いに敗れ、地下の世界に移る。この世界は地上の世界の鏡像のような世界だった。やがて彼らは妖精となった。
この神々は、本来アイルランド人の祖先であるケルト民族自らが信仰の対象としていたものである。彼らと同源とされる神々への信仰の痕跡がヨーロッパ大陸やブリテン島にも残されており、又アイルランドの古代の王家の系譜にこの神々の名が記されている事がそれを示している。しかし『アイルランド来寇の書』においては、この神々はアイルランド人の祖先「ミレー族」との戦いに敗れ、衰退していく「トゥアハ・デ・ダナーン」という一族だと描写されている。『来寇の書』を含む一連のトゥアハ・デ・ダナーンの登場する物語群を現実の歴史が反映された物であると捉え、彼らはケルト民族に滅ぼされたアイルランドの先住民、あるいはその先住民が信仰していた神であるとされることがあるが、これは誤りである〔ただしのようにこの神々がケルト人自身の神である事を示しつつも、アイルランド先史時代の先住民を一種のレトリックとして「ダーナ神族」(トゥアハ・デ・ダナーン)と呼ぶ例もある。〕。

抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
ウィキペディアで「トゥアハ・デ・ダナーン」の詳細全文を読む




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