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===================================== 〔語彙分解〕的な部分一致の検索結果は以下の通りです。 ・ ー : [ちょうおん] (n) long vowel mark (usually only used in katakana)
トゥイストー〔タキトゥス『ゲルマーニア』(泉井久之助訳注)31頁にみられる表記。〕(またはトゥイスト〔「ゲルマン神話」(山室静訳)『ブリタニカ国際大百科事典』(1973年)第6巻609頁にみられる表記。〕)( ''Tuisto'' )、もしくはトゥイスコー〔『ゲルマーニア』30頁にみられる表記。〕('' Tuisco '')は、タキトゥスの『ゲルマニア』第2章で「すべてのゲルマン民族の祖先」として紹介される神の名である。 トゥイストーはこの栄誉を、彼の息子マンヌスと共有した。 == 名前「トゥイスコー」の由来 == ヤーコプ・グリムによると、トゥイスコーの名前とその変形した形(''Thuisco''、''Thuiskon''、''Tuisco'')は、神「ティウ(''Tiu'')」の名に由来する形容詞「''tivisco''」に由来するという。 その名「ティウ」とは、ゲルマン祖語では「 *''Tiwaz''」であるが、インド・ヨーロッパ祖語における天空の神の名「 *''Dyeus''」に由来している。そして、それに由来する形容詞は、「天の存在」か「ティウの息子」のどちらも意味する可能性がある。 つまり、トゥイスコー(''Tuisco'')の語末の「-isk-」が「裔出」という意味だという仮定によるのだが、「ティウ(''Tuiz'')の後裔」を意味する場合は、ティーウィスコー(''Tivisco'')でなければならない。〔『ゲルマーニア』31-33頁。〕 この語源説明は「''Tuisco''」が本来の名前であることを前提としている。実は「''Tuisto''」のほうは誤って筆記された名である。 しかしテキストで多く見られるのはむしろ「''Tuisto''」のほうである。〔 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「トゥイストー」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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