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トゥオル トゥオル(Tuor、太陽の時代471年 - )は、J・R・R・トールキンの中つ国を舞台とした小説、『シルマリルの物語』、『終わらざりし物語』の登場人物。 人間の身でありながら、ウルモの使者としてノルドールの隠された都ゴンドリンにたどり着き、トゥアゴン王の娘イドリルを娶る。ゴンドリンの崩壊時、残党を率いてシリオンの河口に落ち延びた。かれの息子、航海者エアレンディルはシリオンの港から船出して、アマンの地へとたどり着いた。 父はドル=ローミンの領主の次男フオル。母はベレンの従兄弟ベレグンドの娘リーアン。妻はゴンドリンの王トゥアゴンの娘イドリル。息子にエアレンディル。 ==アンナイルの継子== ニアナイス・アルノイディアドにおけるマイズロスの連合の敗戦の噂はドル=ローミンにも伝わった。夫が帰らぬことを悲しんだリーアンは、ヒスルムの荒野をさまよい、ミスリム山脈に住んでいた灰色エルフのアンナイルの一族に助けられた。かの女はアンナイルの住処に保護され、そこでフオルの息子トゥオルを生んだ。リーアンがアンナイルにトゥオルの養育を頼み、かの女がフオルを探しに行くつもりであることを告げると、アンナイルはフオルが討ち死にしたことを教えた。アンナイルはかの合戦の生き残りだったからである。リーアンはアンファウグリスの死者の塚におもむき、そこで死んだ。トゥオルはアンナイルに育てられ、父に似た長身と金髪を持つ少年になった。かれの少年時代にヒスルムはオークと東夷の支配するところとなり、アンナイルは一族を連れてアンドロスの洞窟に隠れ住んだ。
抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「トゥオル」の詳細全文を読む
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