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トゥガン・タイムラゾヴィチ・ソヒエフ(、1977年10月21日 - )は、北オセチア出身の指揮者。 == 略歴 == 1977年に北オセチアのウラジカフカスで技師と教師を両親として生まれる。7歳でピアノを始める。1996年にゲルギエフ記念ウラジカフカス芸術学校を卒業し、サンクトペテルブルク音楽院で1999年までイリヤ・ムーシン、その後2001年に卒業するまでユーリ・テミルカーノフに師事する。1999年の第3回プロコフィエフ国際コンクールの指揮部門で最高位(1位無しの2位2人)を受賞する。2001年12月にマリインスキー劇場アカデミーの若手歌手との共同作業による『ランスへの旅』を指揮して、マリインスキー劇場にデビューし、以降も同劇場とは密接な関係を保つ。 2001年2月にアイスランド・オペラで『ラ・ボエーム』の新演出を指揮したのに続いて、9月にウェールズ・ナショナル・オペラでも同作品を演奏し、12月には2003年から同劇場の音楽監督に就任することが発表された。ただし、このポストは2004年に任期途中で突然辞任している。 2005年のシーズンからトゥールーズ・キャピトル国立管弦楽団の首席客演指揮者並びに音楽アドヴァイザーに就任し、2008年からは同楽団の音楽監督に就任した。 客演実績としては、フィルハーモニア管弦楽団、スウェーデン放送交響楽団、フランクフルト放送交響楽団、フランス国立管弦楽団、ロイヤル・コンセルトヘボウ管弦楽団など。2009年にズービン・メータの代役としてウィーン・フィルハーモニー管弦楽団の定期にデビューし、2010年にはベルリン・フィルハーモニー管弦楽団の定期に登場した。 オセット人のヴェロニカ・ドゥダロヴァが創設したロシア交響楽団を2003年に指揮したものや、2004年のエクス=アン=プロヴァンス国際音楽祭で指揮した『3つのオレンジへの恋』が映像化されているほか、トゥールーズ・キャピトル管とロシアの作品を録音している。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「トゥガン・ソヒエフ」の詳細全文を読む 英語版ウィキペディアに対照対訳語「 Tugan Sokhiev 」があります。 スポンサード リンク
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