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トゥクルティ・ニヌルタ1世 : ミニ英和和英辞書
トゥクルティ・ニヌルタ1世[とぅくるてぃにぬるた1せい]
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〔語彙分解〕的な部分一致の検索結果は以下の通りです。

: [よ, せい]
 【名詞】 1. world 2. society 3. age 4. generation 

トゥクルティ・ニヌルタ1世 : ウィキペディア日本語版
トゥクルティ・ニヌルタ1世[とぅくるてぃにぬるた1せい]
トゥクルティ・ニヌルタ1世Tukulti Ninurta I、在位:紀元前1244年 - 紀元前1208年)は、中アッシリア王国時代のアッシリアである。アッシュール近郊に新都を造営した事で知られる。
== 来歴 ==
シャルマネセル1世の息子として生まれた。父の拡大路線を受け継ぎ、即位するとすぐに各地へ遠征を行った。ザグロス山脈方面、ウラルトゥ方面への遠征を成功させ資源ルートを確保した。これは取り分けを確保することに意味があった。
紀元前1235年頃(年代については諸説あり)、バビロニアカッシート朝)との国境紛争では条約をやぶってアッシリア領に侵攻した。トゥクルティ・ニヌルタ1世は軍を率いてカシュティリアシュ4世を破り、バビロンまで追撃してカシュティリアシュ4世を捕縛し、バビロニアを征服した。この時アッシリアは膨大な戦利品を獲得している。更にバビロニアの同盟国であり、かねてより緊張が続いていたヒッタイトとも戦端が開かれ、彼は西進してユーフラテス川を越え、ヒッタイト領に侵攻した。ヒッタイト王トゥドハリヤ4世との戦いでこれを破り北シリアへも領土を拡大した。
こうして中アッシリア王国時代を代表する征服王として君臨したトゥクルティ・ニヌルタ1世であったが、紀元前1208年頃、息子の一人によって暗殺されて死去した。治世末期にはそもそも内部対立が激化していたらしく、さらに彼の息子が殺された後、そのなかの一人アッシュール・ナディン・アプリが王位を得たがアッシリアは深刻な政治混乱に陥り、短命王が続き、バビロニアの支配権も失われることとなる。

抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
ウィキペディアで「トゥクルティ・ニヌルタ1世」の詳細全文を読む




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