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トゥグリル2世[とぅぐりる2せい] トゥグリル2世(? - 1134年)は、セルジューク朝の君主(スルターン、在位:1132年 - 1134年)〔『新イスラム事典』(平凡社, 2002年3月)、581頁〕。ムハンマド・タパルの子。ムハンマド・タパルを祖とするイラク・セルジューク朝の君主としては、トゥグリル1世〔井谷「トルコ民族の活動と西アジアのモンゴル支配時代」『西アジア史 2 イラン・トルコ』、111頁〕。 == 生涯 == 1131年にマフムード2世が没した後、1132年にイラク・セルジューク朝に対して宗主権を主張するアフマド・サンジャルは、保護下に置いていたトゥグリル2世をスルターンに擁立した〔。トゥグリル2世の兄弟マスウードは彼の即位を認めなかったが、サンジャルに敗退する。 1134年にトゥグリル2世は没し、サンジャルはやむなくマスウードの即位を認めた〔井谷「トルコ民族の活動と西アジアのモンゴル支配時代」『西アジア史 2 イラン・トルコ』、111,116頁〕。
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