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トゥット ( リダイレクト:リボニール・ルッシェル ) : ウィキペディア日本語版
リボニール・ルッシェル

トゥット(Tuto, 本名:リボニール・ルッシェル:Livonir Ruschel, 1978年7月2日 - )は、ブラジル出身のサッカー選手。ポジションはフォワード(FW)
川崎フロンターレFC東京在籍時の登録名はツゥット選手・スタッフプロフィール (1999年版) 川崎フロンターレ〕。
== 来歴 ==
ブラジル・サンタカタリーナ州で生まれる。1996年に隣州リオグランデ・ド・スル州GEグロリアジュニオール(ユース)のテストを受けたところ、トップチームのベット監督の目に留まり〔 サッカーマガジン (2000年5月)〕同クラブに加入。1997年にトップ昇格。州選手権では得点王を獲得した。
1998年、ベットが監督を務めるジャパンフットボールリーグ(旧JFL)・川崎フロンターレに移籍し、訪日。エースとして活躍し、1999年J2優勝及びJ1昇格に貢献したが、ベットは同年途中に退任し、J1を戦うに当たって大幅な戦力刷新が図られたことから川崎の戦力構想外となった。
J1でのプレーを希望し〔 サッカーマガジン (2000年5月)〕、2000年は川崎と同時にJ1へ昇格したFC東京期限付き移籍。開幕戦の横浜FM戦でFWアマラオが獲得したPKを譲り受け〔後藤,162頁〕、J1での初得点を記録。アマラオと好連携〔2000年のJリーグ「J1初参戦のF東京が開幕から旋風を巻き起こす」 J's GOAL〕を築いたことに加え〔 サッカーマガジン (2000年5月)〕、持ち前のゴールに向かう突進力がチームの志向するカウンター攻撃に適合し〔後藤,68頁〕、17得点を挙げてチームの躍進に大きく貢献。同年Jリーグベストイレブンにも選ばれた〔 FC東京 (2000年12月12日)〕。自身はFC東京残留を望んでいたが〔サンケイスポーツ (2000年11月12日)〕、川崎が求める高額の移籍金が〔サンケイスポーツ (2000年11月29日)〕枷となり退団〔後藤,66頁〕。
2001年、この年にJ1復帰した浦和レッドダイヤモンズに完全移籍したが、負傷の影響もあって得点は1桁に留まった。2003年にJ1・清水エスパルスに移籍するも〔 清水エスパルス (2003年1月20日)〕1年で契約非更新により退団〔 清水エスパルス (2003年1月29日)〕。
2004年5月に〔登録選手 追加・変更・抹消のお知らせ Jリーグ (2004年5月28日)〕J2・大宮アルディージャに加入〔 大宮アルディージャ (2004年5月25日)〕。再びクラブのJ1昇格に貢献し、2005年まで在籍〔 大宮アルディージャ (2005年12月5日)〕。この年をもって日本でのキャリアを一旦終えた。
2006年はブラジルに帰国しAAポンチ・プレッタでプレー。2007年には自身初の欧州移籍となるベイタル・エルサレムFCイスラエル)でのプレーを経て、2008年8月にJ2の湘南ベルマーレのオファーを受けて再訪日〔 湘南ベルマーレ (2008年8月27日)〕。遅い時期の加入に加え怪我がちだったため、出場は7試合にとどまったものの、その7試合で5得点。90分当たりの得点率は2を越え、得点力の高さを発揮した。翌2009年も半年契約で湘南に在籍したが、やはり細かい怪我が多く、新加入の田原豊や若手の中村祐也らにポジションを奪われて徐々に出場機会が減少。同年7月限りで契約満了となり退団した〔トゥット選手 契約満了のお知らせ 湘南ベルマーレ 2009.07.07〕。
2010年、ブラジル・シャペコエンセで現役を引退〔Perfil: Livonir Ruschel “Tuto” Folha do Oeste NEWS〕。2011年からはアマチュアとしてCEグアラニでプレーした〔Guarani dá a largada no amador e almeja o futebol profissional Folha do Oeste NEWS (2011年2月2日)〕。

抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
ウィキペディアで「リボニール・ルッシェル」の詳細全文を読む

英語版ウィキペディアに対照対訳語「 Tuto 」があります。




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