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トゥピ語族とは、南アメリカ大陸で用いられる70ほどの言語からなる語族である。これに属する言語のなかでは、とグアラニー語がよく知られている。 ==概要== ポルトガル人がブラジルに到達した際、延々と続く新大陸の海岸をどこまで進んでも、各地の住民が似たような言語を話していることに気が付いた。それを利用したのがイエズス会の宣教師である。彼らは互いに似通った言葉から共通語を作り出し、リンガ・ジェラール(一般言語)と名づけた。なおリンガ・ジェラールは、19世紀になるまで当地で話されている。トゥピ語族のうちよく名が知られ、また広く話されていた言語はトゥピ語である。この娘言語は今でもリオネグロ地方を中心に先住民によって用いられ、ニェエンガトゥ語(Nheengatu、「いい言葉」の意)として通用する。しかしながら、トゥピ語族に含まれる言語はこれだけではない。 近隣のスペイン植民地にあってはグアラニー語など、トゥピ語と関連の深いトゥピ語族の言語が似たような歴史を辿ってきた。トゥピ語もポルトガル語に抗ってよく残ってきたものの、しかしグアラニー語はそれ以上の成功を収めた。スペイン語に立ち向かい、今では700万人の話者を抱えてパラグアイとボリビアの公用語のひとつに指定されている。 トゥピ語族にはこれらの他に、話者数の少ない数言語を抱えている。これらの言語には形態論的に不規則なところがあり、こうした不規則性がやカリブ語族の言語にも存在することから、ブラジルの言語学者であるヒベイルはこれらがを構成しているのではないかとしている。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「トゥピ語族」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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