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トゥマニ・ジャバテ(Toumani Diabaté/Tumani Jabate, 1965年8月10日 - )はマリのコラ奏者。 マリの伝統芸能音楽のほかフラメンコ、ブルース、ジャズなどの異文化とのコラボレーションに携わってきた。 ==伝記== 1970年に初のコラ・アルバムを録音した父親シディキ・ジャバテともどもコラ・プレーヤーの一族の出身。父系のラインで71世代の音楽家系。いとこソナ・ジョバルテはメレス・グリオの家族出身で初の女性コラ・プレーヤー。弟ママドゥ・スィディキ・ジャマテも著名なコラ・プレーヤー。 1987年に英国のBa Togomaのアルバムの中で初登場した。同作は父親シディキのアンサンブルをフィーチャーしていた。 1988年に最初のソロ・アルバムをリリース。ロンドンで一日で録音。制作はルーシー・デュラン。 マリの伝統的な音楽を演奏することに加えて異文化との交流も多い。フラメンコ・グループ「ケタマ」とともに複合グループ「ソンガイ」を結成し、二つの録音「ソンガイ」と「ソンガイII」を発表。 1999年にタジ・マハールとアルバム『Kulanjan』を発表。 アルバム『MALIcool』はアメリカのジャズ·トロンボーン奏者ロズウェル・ラッドとの共演。 またアイスランドの人気ミュージシャン・ビョークの2007年のアルバム『ヴォルタ』に参加。 1999年にアルバム『新古代文字列』でバラケ・シソコと共演。 2005年9月にアルバム『イン・ザ・ハート・オヴ・ザ・ムーン』でアリー・ファルカ・トゥーレと共演。同作は2006年にグラミー賞「最優秀トラディショナル·ワールド・ミュージック・アルバム」を奪取。 2006年7月25日にアルバム『独立大通り』を彼のオーケストラと録音。『イン・ザ・ハート・オヴ・ザ・ムーン』と『独立大通り』は、両方ホテル・マンデ・セッションでニック・ゴールドが録音し、「ワールド・サーキット・レコード」から発売。率いるオーケストラは西アフリカのマンデ帝国の伝統的な楽器コラ、ジャンベ、バラフォン、ボロマットを演奏するグリオだけでなく、近代的なギターや電子キーボードの演奏家を含む。 2006年にWOMADフェスティバル(英国)、ロスキレ·フェスティバル(デンマーク)、Szigetフェスティバル(ブダペスト、ハンガリー)に登場。 2007年にグラストンベリー・フェスティバル(アメリカ)に出演。 2008年、WOMADelaide(オーストラリア)に出演。〔WOMADelaide , site accessed 11 March 2008〕 2008年初め、新しいアルバム『ザ・マンデ・ヴァリエーションズ』を広範な批評家の称賛の中発表。多くのレビューアが即興のスキルや慎重なマスタリングのためにアルバムを称賛した。 2008年10月にアラビア語の歌詞の歌「タファ・ニアン」(アルバム『独立大通り』収録)はPlayStation 3 のビデオゲーム『リトルビッグプラネット』から削除された。コーランからの引用があったためイスラム教徒の反対を誘発したため。ソニー·コンピュータエンタテインメント・ヨーロッパはゲームの発売を遅らせ、歌詞のないインストゥルメンタルバージョンの曲に交換するために、ほとんどのディスクをリコールすることにした。しかし、元のゲームのいくつかのコピーがすでに中東や米国で販売されていた。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「トゥマニ・ジャバテ」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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