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スコルペヌ型潜水艦 (Scorpène class submarine) は、フランスのDCNS社とスペインのナバンティア社が共同で開発した通常動力型潜水艦。通常型の''CM-2000''型、沿岸向けに小型化した''CA-2000''型、AIPを搭載した''AM-2000''型がある。 輸出も念頭においており、4ヶ国の海軍に採用されている。また、顧客の要求に応じて非大気依存推進(AIP)を搭載できる準備もなされている。 == 来歴 == 本型は、老朽化したダフネ級(S-60型)の後継として開発された。既にダフネ級の発達型としてアゴスタ級(S-70型) が開発されていたものの、これは、特に艦首の設計が旧式であったため、水中での運動性に限界を抱えていたことから、フランス海軍は、より新型の設計による潜水艦の開発を要求した。これに応じて、DCNS社はS-80型の開発を開始したものの、しかし、弾道ミサイル原子力潜水艦の開発などによる予算の圧迫のため、結局、フランス海軍はアゴスタ級の小改良型であるS-90B型で妥協せざるをえなくなった。これを受けて、DCNS社はS-80型の開発をプライベート・ベンチャーとして続行することとした。 一方、同じくダフネ級を導入したスペイン海軍にとっても、その老朽化は重大な問題であったため、スペインのイサル社は後継艦の開発を要求された。1980年代後半、この両者の計画は合流することとなった。これによって開発されたのがスコルペヌ級であり、1990年10月に発表された。ただし、スペイン海軍による導入計画は途中で撤回され、スコルペヌ型は輸出専用の計画に切り替えられた。また、2005年には、イサル社はナバンティア社に改編された。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「スコルペヌ型潜水艦」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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