|
トゥンバオ()とは、サルサなどのアフロ・キューバン由来の音楽に頻出するリズムパターン、またはそれから派生したバリエーションを総称して指す用語である。トゥンバオは、コンガ、ベース、ピアノで演奏される基本的なリズムパターンである。 アフロ・キューバン由来の音楽には、クラベスによるクラーベ、ボンゴやコンセロ(カウベル)によるマルティージョ、ティンバレスによるカスカラ(ベル・パターンとも)など、それぞれの打楽器によって独特のリズムパターンがある。その中でもトゥンバオは、コンガ、ベース、ピアノ(の左手)というリズムの土台を構成するパートのパターンであり、クラーベと共に重要なパターンとして考えられている。 == ドラムパターン == コンガで演奏される基本的なトゥンバオのパターンを以下に示す。 1 . 2 . 3 . 4 . カウント H T S T H T O O コンガ L L R L L L R R 使用する手 L: 左手 R: 右手 H: 手のひらの付け根 T: 指先 S: スラップ O: オープントーン トゥンバオには多くのバリエーションがある。一例として、クラーベに合わせてトゥンバ(ピッチの低いコンガ)を組み合わせるパターンを示す。 1 . 2 . 3 . 4 . 1 . 2 . 3 . 4 . カウント X X X X X ソン・クラーベ X X X X X ルンバ・クラーベ H T S T O O H T S T H T O O コンガ O O トゥンバ L L R R R L R R L L R L L L R R 使用する手 あるいは 1 . 2 . 3 . 4 . 1 . 2 . 3 . 4 . カウント X X X X X ソン・クラーベ X X X X X ルンバ・クラーベ H T S H T O O H T S H T O O コンガ O 0 トゥンバ L L R R L L R R L L R R L L R R 使用する手 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「トゥンバオ」の詳細全文を読む スポンサード リンク
|