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トウショウファルコ(1986年5月16日 - 2005年10月21日)とは日本の競走馬、誘導馬である。 1989年に中央競馬でデビューし、1992年1月に日刊スポーツ賞金杯とアメリカジョッキークラブカップに優勝した。その引退後は東京競馬場で誘導馬となり、1995年6月から1999年11月まで務めた。栗毛の馬体に金色の尾とたてがみを持つ「尾花栗毛」の特徴から、競走馬、誘導馬双方の時代を通じてファンからの人気を集めた。 == 経歴 == === デビューまで === 1986年、北海道静内町の藤正牧場に生まれる。父は競走馬時代に長距離の八大競走で3勝を挙げたグリーングラス。母カメリアトウショウは不出走馬だが、競走馬時代にグリーングラスのライバルだったトウショウボーイを生んだソシアルバターフライ系の出身馬だった。ソシアルバターフライ系はスピード豊かな馬を生み出す系統として知られていたが、牧場では大競走を勝つスタミナを求めて長距離型の種牡馬との配合を試みており、本馬もそうしたなかで生まれた1頭であった〔『週刊100名馬vol.15 トウショウファルコ』pp.6-7〕。しかし幼駒の頃から後躯の踏ん張りがきかないという欠点を持ち、一時は競走馬としての将来を危ぶまれたほどであった〔。また気候により蹄が割れてしまう裂蹄の症状も抱えていた〔。 競走年齢の3歳に達した1988年3月末、茨城県美浦トレーニングセンターの新関力厩舎に入る。競走名は、馬主の冠名「トウショウ」に、漫画『北斗の拳』の登場人物「金色のファルコ」に由来した「ファルコ」を加えたものだった〔『週刊100名馬vol.15 トウショウファルコ』p.11〕。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「トウショウファルコ」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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