|
===================================== 〔語彙分解〕的な部分一致の検索結果は以下の通りです。
トウヨウタマガイ(東洋玉貝) ''Naticarius orientalis'' はタマガイ科に分類される肉食性の巻き貝の一種。殻は3.0 - 3.7cmほどの球状で淡褐色、軟体は橙褐色で白い線状紋がある。太平洋西部からインド洋の暖海の潮間帯から水深30mほどの砂地に生息し、他の貝類を襲って食べる。和名は種小名 ''orientalis'' (東洋の~)から。 ==形態== ===殻=== 殻質は厚く頑丈で、殻高・殻径とも3.0 - 3.7cmほどになり、この属のうちインド・西太平洋の暖海に分布するものでは最も大型になる種の一つである。螺塔は低く体層は大きく丸く膨らむ。縫合は深く明瞭で、縫合から肩に向かってはいくぶん盛り上がるようになる。この部分にはシワ状の縦溝を刻み、臍の周縁にも不明瞭な成長脈があるが、他はほとんど平滑。臍孔はC字状に広く開き、半円形の臍索が突出する。殻口は半円形で広く、内面はほぼ白色。 全体に淡い褐色で、これといった斑紋はないが、成長線に沿って色の濃淡があるほか、縫合下と殻底は白っぽくなることが多い。ときに周縁にも不明瞭な白色帯を現すことがある。しかし淡褐色のやや厚い殻皮をもつため、殻皮がある場合には殻本体の淡い色彩はほとんど見えない。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「トウヨウタマガイ」の詳細全文を読む スポンサード リンク
|