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トガクシショウマ
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トガクシショウマ ( リダイレクト:トガクシソウ ) : ウィキペディア日本語版 | トガクシソウ
トガクシソウ(戸隠草、学名:''Ranzania japonica'' )は、メギ科トガクシソウ属の多年草。別名、トガクシショウマ(戸隠升麻)〔『山溪ハンディ図鑑2 山に咲く花(増補改訂新版)』p.209〕〔『日本の野生植物 草本Ⅱ 離弁花類』pp.88-89〕〔『新牧野日本植物圖鑑』p.159〕。日本特産の1属1種〔。 ==特徴== 地下に節の多い地下茎が横にはい、多くのひげ根がある。地下茎の先端から茎を伸ばして直立し、高さは30-50cmになる。茎の基部には鱗片があり、根出葉はない。茎の先に2対の茎葉が対生し、茎葉は長い葉柄をもった3出複葉になる。小葉は円形、円心形または卵円形で、長さと幅はともに8-12cmになり、縁は欠刻状に浅-中裂し、掌状になる葉脈がある。小葉の先端はとがり、基部は心状に湾入し、小葉柄も長い。葉や茎には毛がない〔〔。 花期は5月下旬-6月上旬。2個の茎葉の間から散形状の花序を出し、淡紫色の径約2.5cmになる花が3-5個つく。花柄は長さ4-8cmになり、やや下向きに咲く〔。萼片は9個あり、うち3個は外側にあり、小型で花時には落ち〔、内側の6個は花弁状になり、卵状披針形で、先端は鋭形になり、縁はやや波状になる。内萼片の内側に、内萼片よりはるかに小さい花弁があり、6個が集まり鐘状になる〔。雄蕊は6個あり、昆虫などに触れると内側に曲がる。雌蕊には子房が1個ある。花後には花柄が伸び、10cmを超える。果実は液果で長さ18mmの楕円形で、白色になる〔。
抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「トガクシソウ」の詳細全文を読む
英語版ウィキペディアに対照対訳語「 Ranzania japonica 」があります。
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