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トガリアンコウザメ
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トガリアンコウザメ
トガリアンコウザメ はメジロザメ科に属するサメの一種。インド洋・西太平洋の熱帯に生息し、大きな群れを作る。体長72cmで平たい吻が特徴。餌は小魚や無脊椎動物。魚類の中では最も発達した胎生。雌は毎年、6か月の妊娠期間を経て6-18匹の仔を産む。人には無害。漁業上の重要種でIUCNは保全状況を準絶滅危惧としている。 ==分類== 1838年、ドイツの生物学者ヨハネス・ペーター・ミュラーとヤーコプ・ヘンレによって''Systematische Beschreibung der Plagiostomen''に記載された。ホロタイプはフンボルト博物館所蔵の42cmの剥製と推定される。属名''Scoliodon''は古代ギリシャ語''skolex''(ミミズ)、''odon''(歯)、種小名''laticaudus''はラテン語''latus''(幅広い)、''cauda''(尾)に由来する。 形態系統学・分子系統学のデータからは、本種はヒラガシラ属・イタチザメと共にメジロザメ科の基底群を構成するとされる。さらに、解剖学的な類似は、始新世中期(48.6-37.2Ma)に他種から分岐したシュモクザメとの類縁も示唆している〔Martin, R.A. Hammerhead Taxonomy . ReefQuest Centre for Shark Research. Retrieved on August 30, 2009.〕。2012年の分子系統解析では、ヒラガシラ属とともにトガリメザメとの類縁関係が示唆された。
抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「トガリアンコウザメ」の詳細全文を読む
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