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トゲネズミ属(トゲネズミぞく、棘鼠属、学名:)は、南西諸島に生息する齧歯類の1属で、3種が確認されている。いずれの種も日本固有種である。トゲネズミと総称する。 かつてはトゲネズミ 1種のみを認めることが多かったが、2001年以降3種に分類できることが明らかになった。 == 概要 == 和名の由来の通り、約2センチメートルの針状毛を持つ。森林性のネズミで、自然度の高い広葉樹林(シイ林)に生息する。雑食性でスダジイやマテバシイなどの実、サツマイモ、アリや昆虫などを食べる。またオキナワトゲネズミは飼育下でキノボリトカゲやリュウキュウアカガエルなどを食べた例もある〔阿部永監修、阿部永・石井信夫・伊藤徹魯・金子之史・前田喜四雄・三浦慎吾・米田政明著、財団法人自然環境研究センター編 『日本の哺乳類【改訂2版】』 東海大学出版会、2008年、133頁、ISBN 978-4-486-01802-5。〕。繁殖期は10-12月頃で、一腹仔数はアマミトゲネズミで1-7頭、オキナワトゲネズミで5-10頭である。生息地では、フイリマングースやノネコ、ノイヌにより捕食されており、絶滅が懸念されている。 近縁な属としては、マーガレットネズミ属 と 化石属の が考えられている。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「トゲネズミ属」の詳細全文を読む 英語版ウィキペディアに対照対訳語「 Tokudaia 」があります。 スポンサード リンク
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