翻訳と辞書 |
トップルジップ
『トップルジップ』(英:Topple Zip)は、ボーステックが開発、1986年にPC-8801やMSX向けに発売したレースアドベンチャーゲームである。各種8ビットパソコン、16ビットパソコン向けにも移植されている。また、複数機種のプロジェクトEGG版としてWindows上でもプレイ可能となっている。 == 概要 == 「レースアドベンチャー」と銘打たれた本作のジャンルが示すように、本作は、飛行機で繰り広げるアクション性のあるレースゲームに、アドベンチャー要素が盛り込まれたものとなっている。全8面からなるレースの舞台となるエリアをワープゾーンで行き来し、その間にクリアに必要なアイテムを収集し、最終的に他の飛行機よりも先にゴールに到達することが目的となっている。アクション性の要素としては、ライバル機に体当たりすることにより、ライバル機の所持するアイテムを吐き出させることが可能であり、落ちたアイテムを拾うことで各種パワーアップを行うことが可能となっている。 本作は、ハードウェアプロテクトが施された初のゲーム作品としても知られている。本作は多数の機種に移植されているが、一部の機種(PC-8801シリーズ、FM77AV、X1)では、ゲームを起動させるためにはJ-モジュールと呼ばれるデバイスをプロテクトドングルとしてI/Oスロットに挿し込む必要があり、そのデバイスの存在を検出することによってゲームが起動するようになっている。また、ゲーム途中にJ-モジュールを抜くと、J-モジュールの着脱を検知し、抜いている間はポーズが掛かったのと同様にゲームが中断してしまう仕組みも設けられている。このように、ゲーム中はI/Oスロットを占有する状況となっており、それがため、I/Oスロットを使用するタイプのジョイスティックを用いてゲームをプレイすることができなかった(キーボードコネクタを使用するタイプのジョイスティックであればプレイ可能)。
抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「トップルジップ」の詳細全文を読む
スポンサード リンク
翻訳と辞書 : 翻訳のためのインターネットリソース |
Copyright(C) kotoba.ne.jp 1997-2016. All Rights Reserved.
|
|