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トニー・カーティス(Tony Curtis, 1925年6月3日 - 2010年9月29日)は、アメリカ合衆国の映画俳優、映画プロデューサー、画家。本名バーナード・シュワルツ(Bernard Schwartz)。 == 来歴 == ニューヨークのブロンクス区で生まれる。貧しいハンガリー系ユダヤ人移民〔''Private Screenings: Tony Curtis'' Turner Classic Movies, 1999-01-19.〕の長男であったカーティスは、少年時代は貧しさから非行に走るが、更生し海軍に入隊。除隊後に演技を学び、エージェントに見出されて1948年、ユニバーサル映画と契約し、『裏切りの街角』の端役で俳優デビューを果たした。 1950年代から甘いマスクの二枚目スターとして活躍、マネーメイキングスターの上位に位置する売れっ子となる。また『手錠のまゝの脱獄』での演技でアカデミー賞主演男優賞にノミネートされている。主な出演作は『お熱いのがお好き』、『成功の甘き香り』、『スパルタカス』、『グレート・レース』、『マリリンとアインシュタイン』など。テレビシリーズ『ダンディ2 華麗な冒険』では共演のロジャー・ムーアとの絶妙のコンビネーションが光った。 1978年の『がんばれ!ベアーズ大旋風 -日本遠征-』では若山富三郎らと共演。来日もしている。その映画の中で、マスクマンとなり日本のプロレスラーアントニオ猪木と対決する場面があるが、マスクをかぶっている為本人かどうかは不明。 2005年、クエンティン・タランティーノが監督した『CSI:科学捜査班5』のシーズン・フィナーレに特別出演。2006年には肺炎で一時危篤状態となったが、2008年、映画『デイヴィッド・アンド・ファティマ』に出演し復帰した。同年、自伝『American Prince: A Memoir』も出版している〔''American Prince'', published by Harmony Books, ISBN 978-190526-434-6〕。 2009年、『お熱いのがお好き』で共演したマリリン・モンローとの不倫関係を著書『ザ・メイキング・オブ・サム・ライク・イット・ホット』にて告白した。2010年、ネバダ州で開催されたアート・イベントに出席している最中に呼吸困難に陥り、入院したと報じられた。 結婚歴は5回で、女優ジャネット・リーやクリスティーネ・カウフマンの夫でもあった。リーとの間に生まれた次女は女優のジェイミー・リー・カーティス。 晩年は画家としての評価も高かった。 2010年9月29日、ネバダ州ラスベガスの自宅で心不全のため死去。85歳没〔。カーティスの遺志により、およそ4400万ドルの遺産はすべてカーティスを看取ったジル夫人にのみ遺されることとなった。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「トニー・カーティス」の詳細全文を読む 英語版ウィキペディアに対照対訳語「 Tony Curtis 」があります。 スポンサード リンク
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