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トニー・ベネット : ミニ英和和英辞書
トニー・ベネット[ちょうおん]
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〔語彙分解〕的な部分一致の検索結果は以下の通りです。

: [ちょうおん]
 (n) long vowel mark (usually only used in katakana)

トニー・ベネット : ウィキペディア日本語版
トニー・ベネット[ちょうおん]

トニー・ベネットTony Bennett, 1926年8月3日 - )はアメリカ合衆国ポピュラー音楽歌手ニューヨーク州クイーンズ生まれ。イタリア系アメリカ人で、本名はアントニー・ドミニク・ベネデットAnthony Dominick Benedetto)。芸名は本名を切り詰めたものである。
アメリカ合衆国において最高の男性ヴォーカリスト、エンターテイナーと称される存在。
== 来歴 ==
1950年コロムビア・レコードと契約。1950年代から1960年代にかけて「ビコーズ・オブ・ユー」、「コールド・コールド・ハート」、「霧のサンフランシスコ(I Left My Heart in San Francisco)」などの世界的な大ヒットで不動の人気を築いた。
朗々とした発声を得意とする豊かな声量の持ち主である一方、トーチ・ソングなどでの細やかな表現力にも優れるなど、ポピュラーシンガー、およびジャズ歌手としての評価は高い。先輩格の大スター歌手であるフランク・シナトラをして「おれの考えでは、トニー・ベネットは音楽業界最高の歌手だ」〔"For my money, Tony Bennett is the best singer in the business." 「おれが金を払ってでも聞きたい歌手はトニー・ベネットだけだ」と訳されることが多いが、これは誤訳。(大久保寛「"money"は本当にカネか?」『Ameila』2013年1月号)〕と評せしめた逸話を持つ。
実力派歌手としてロック全盛時代の最中にも中高年層から堅実な人気を保ってきたが、1990年代からは若年のMTV世代にもファン層を広げ、コンスタントにアルバムをリリースし続けている。1994年にはMTVアンプラグド・ライヴに出演、このライヴを収録したアルバム『MTVアンプラグド』でグラミー最優秀アルバムを受賞した。
歌唱力と企画の両面に恵まれることからグラミー賞の常連的存在であり、最近では2003年にリリースしたシェリル・クロウダイアナ・クラールビリー・ジョエルスティーヴィー・ワンダーらと共演したデュエット・アルバム『ウィズ・マイ・フレンズ』、2005年の「アート・オブ・ロマンス」でBest Traditional Pop Vocal Album部門を受賞した。
2006年には、生誕80年を記念したデュエット・アルバム『デュエッツ:アメリカン・クラシック』をリリース。バーブラ・ストライサンドポール・マッカートニーエルトン・ジョンビリー・ジョエルスティーヴィー・ワンダーディクシー・チックスジェームス・テイラーフアネスセリーヌ・ディオンダイアナ・クラールエルヴィス・コステロk.d.ラングマイケル・ブーブレスティングジョン・レジェンドジョージ・マイケルらの大御所から若手まで、様々なジャンルの歌手と共演した。
2011年9月にはアルバム『Duets II』を発表。同年7月に急死したエイミー・ワインハウスの最後の録音が含まれ話題となった。他にアレサ・フランクリンマライア・キャリーレディー・ガガらとデュエットしている。85歳にしてBillboard 200で自身初の初登場1位を獲得。またボブ・ディランが67歳の時に『トゥゲザー・スルー・ライフ』で作った最年長首位記録を大幅に塗り替えた。
若い頃に美声で知られた歌手には、喉の酷使や飲酒喫煙の影響から声帯を痛め、中年・高齢期に声の衰えが目立つ事例が少なくないが、ベネットは自身の喉を酷使しないよう発声や生活習慣に常々配慮しており、高齢に至っても第一線で歌えるだけの声質を維持し続けている。

抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
ウィキペディアで「トニー・ベネット」の詳細全文を読む




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