|
===================================== 〔語彙分解〕的な部分一致の検索結果は以下の通りです。 ・ ー : [ちょうおん] (n) long vowel mark (usually only used in katakana)
バクトリア(Bactria)は、バクトリアーナ(バクトリアナ)、トハーリスターン(トハリスタン)とも呼ばれ、ヒンドゥークシュ山脈とアム(オクサス)川の間に位置する中央アジアの歴史的な領域の古名。現在はイランの北東の一部、アフガニスタン、タジキスタン、ウズベキスタン、および、トルクメニスタンの一部にあたる。かつてその領域にはグレコ・バクトリア王国などが栄えた。 == 歴史 == ===オアシス都市バークトリシュ=== バクトリアがもっとも古く現れているのは、アケメネス朝のダレイオス1世(在位:前522年 - 前486年)によって建てられた『ベヒストゥン碑文』にバークトリシュ(Bâkhtriš)とあるのが初見である。バクトリアはヘラート、メルヴ、サマルカンドなどとともに中央アジアにおけるイラン系民族によって建設された最古のオアシス都市のひとつである。首都のバクトラは現在のバルフに比定されている。現在、バルフは人口数百の小さな村落にすぎないが、村の近くには城壁に囲まれた巨大な廃墟がある。多くの西洋学者はこの遺跡をバクトラに比定し、しばしば発掘を試みたが、今までのところバクトラに比定すべき証拠は発見されていない。一説には現在のバルフは古代のバクトラではなく、バクトラはもっとアム川に近いところにあったともいわれている。しかし、バルフの付近には古代ゾロアスター教の祭壇の遺跡もあり、バクトリアの貨幣も多く出土している。 〔岩村 2007,p64-65〕 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「バクトリア」の詳細全文を読む 英語版ウィキペディアに対照対訳語「 Bactria 」があります。 スポンサード リンク
|