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topaz
トパーズあるいはトパズ (topaz) は、石英(水晶)より少し硬いケイ酸塩鉱物。和名は黄玉(おうぎょく)。 語源ははっきりしておらず、ギリシャ語で『探し求める』を意味する『topazos』(トパゾス)からという文献もあれば、サンスクリット語で『火』を意味する『tapas』からという文献もある。産出地である紅海の島(現在のザバルガート島、英名セントジョーンズ島(en))の周辺が霧深く、島を探すのが困難だったからとされる。但し、古くはトパゾスはペリドットを意味し、『ペリドット』と現在のトパーズが混同されていた。 フッ素やアルミニウムを含み、様々な色を呈するが、宝石としては淡褐色のものが上質とされる。加熱や放射線照射などで色が変わる。結晶の上下方向に劈開性があり、強い衝撃を与えると内部亀裂が発生することがある。屈折率は 1.619 - 1.627(中程度)。11月の誕生石。石言葉は「誠実・友情・潔白」など。 == トパーズの色の種類 == * インペリアルトパーズ : シェリーカラー(黄褐色から橙褐色;橙~黄~褐)『OH-タイプ』赤褐色トパーズ(RaddishBrownTopaz)が起源 * ピンクトパーズ : 『OH-タイプ』 * ブルートパーズ : 青、藍 放射線照射されたものが多い * シャンペントパーズ : 薄茶色 天然ブラウンカラー * グリーントパーズ : 放射線処理されたものが多い * カラーレストパーズ : 無色;外見はダイヤモンドに似る * ミスティックトパーズ : チタニウム照射技術でトリートメント トパーズは基本的には2種類にわかれる。一つは上にあげたOH-typeでこれは屈折率が高く、光に長期間さらしても褪色しないとされる。ブラジル産のいわゆる「インペリアルトパーズ」がこれにあたる。また、ブラジルやパキスタンで産出する「ピンクトパーズ」もOH-typeであるが、後者はもうひとつのタイプであるF-typeが混ざっているという報告もある。そのF-typeであるが、実は大半のトパーズがこのタイプである。ロシア、ナイジェリア、スリランカ、メキシコ、そして量は少ないが日本で産出するものは大抵このタイプである。色は無色、ブルー、ブラウンとあるが、出回っている「ブルートパーズ」はほとんど無色のものに放射線を照射したものである。天然のブルートパーズは意外と少なく、あってもライトブルーである。また、ブラウンのF-typeのものは、光に長時間さらしておくと褪色する傾向があるとされる。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「トパーズ」の詳細全文を読む 英語版ウィキペディアに対照対訳語「 Topaz 」があります。 スポンサード リンク
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