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トビズムカデ(学名:''Scolopendra subspinipes mutilans'')は、オオムカデ目・オオムカデ科に属するムカデの一種。 ==生態== 体長が普通8~15cmで、希に20cm近くにもなり日本産ムカデの中では最大級。 体色に個体ごとの変異が多く、赤い頭に黄色い足を持つ個体や、朱色の頭と足を持つ個体など、様々なものが存在する。 北海道南部から沖縄にかけて生息し、春から晩秋まで観察されるが暖地や屋内では一年を通して見ることもある。 昆虫などにある幼虫や成虫などの区分は基本的にない(性的に未熟な個体を若虫、成熟した個体を成虫と区別することがあるが、判別が難しい場合も少なくない)。通常は朽木や雑木林の落ち葉の中などやや湿り気のあるところに生息するが、肉食性なのでゴキブリやバッタ、ガ、ネズミなど小動物を捕食するため、住宅地でもゴキブリなどムカデの餌になるものが繁殖している人家では餌を求めて侵入することがある(ただし、住居内で 産卵することはない)。 節足動物の中ではシミなどと並んで比較的長命の種で、およそ5年から7年ほど生きる。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「トビズムカデ」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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