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トピックマップ()は、情報のファインダビリティ(findability)に注目した、知識の表現と交換に関するISO標準。標準としての正式な番号は ISO/IEC 13250:2002〔ISO/IEC 13250 Topic Maps 〕。 トピックマップで情報を表す要素として、トピック(Topic、主題。人々/国/組織/ソフトウェアモジュール/個々のファイル/出来事など任意の概念を表す)、関連(Association。トピック間の関係を表す)、出現(Occurrence。トピックとそれに関わる情報リソース間の関係を表す)がある。多くの面でResource Description Framework、セマンティックネットワーク、概念地図、マインドマップに似ている。利用法にも共通点が多いが、主にW3Cによってウェブ標準として標準化されるセマンティック・ウェブ関連の技術に比べ、トピックマップだけが ISO によって標準化されている〔RDF Current Status - W3C W3C による RDF 関連の標準化状況一覧。このようにセマンティック・ウェブ技術の標準化自体は W3C が行っているが、ISO 15926 (製造プラント用のライフサイクルデータ)のように応用に関する標準は ISO の中にも存在する。〕。 トピック、関連、出現には型付けが可能だが、型はトピックマップ作成者が定義しなければならず、トピックマップのオントロジーと呼ばれる。追加機能としてマージとスコープがある。マージによって、複数のソースから一貫した新しいトピックマップを自動生成できる。 == データフォーマット == トピックマップの交換用標準形式はXMLベースであり、XML Topic Maps (XTM) と呼ばれる。また、デファクトスタンダードのAPIとして Common Topic Map Application Programming Interface (TMAPI) があり、ISO内部で問い合わせ言語とスキーマ言語を開発中である。 仕様の要約には以下のように記されている(試訳)。
Linear Topic Map notation (LTM) というフォーマットは、通常のテキストエディタでトピックマップを簡単に書くための形式である。個人的に簡単なトピックマップを書いたり、電子メールで部分的トピックマップを交換するのに便利である。このフォーマットはXTMに変換可能である。 AsTMa というフォーマットも同様の用途に使える。こちらも簡単かつ簡潔にトピックマップを書くことができ、XTMに変換可能である。また、Perlモジュール TM は AsTMa や LTM を直接扱える。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「トピックマップ」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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