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トピラマート (英:Topiramate:略記TPM) は、抗てんかん薬のひとつで、日本では2007年よりトピナの商品名で販売され、適応は他のてんかん薬で十分な効果がない部分発作に対する補助薬である。 CYP3A4によって主に代謝される。 連用中における投与量の急激な減少ないし中止により、てんかん重積状態が生じるおそれがある。 ==開発と販売== トピラマートは、初めジョンソン・エンド・ジョンソングループのOrtho-McNeil NeurologicsとNoramcoによって生産されていた。本薬剤は、1979年にMcNeil PharmaceuticalのBruce E. MaryanoffとJoseph F. Gardockiによって発見された〔B. E. Maryanoff and J. F. Gardocki, "Anticonvulsant sulfamate derivatives", U.S. Patent number 4,513,006 (1985)〕。カナダではジェネリック版が入手可能であり、これらは米国でも2006年9月にアメリカ食品医薬品局 (FDA) によって認可された。トピラマートの最後の特許は小児科での使用だったが、これも2009年2月28日に切れた。 日本では2007年7月製造販売承認可され、トピナの商品名で協和発酵キリン株式会社から発売されている。通常他の抗てんかん薬との併用で、てんかんの部分発作の治療に用いられる。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「トピラマート」の詳細全文を読む 英語版ウィキペディアに対照対訳語「 Topiramate 」があります。 スポンサード リンク
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