翻訳と辞書
Words near each other
・ トマス・ブロリン
・ トマス・ブローリン
・ トマス・ブーリン
・ トマス・ヘイワード
・ トマス・ヘイワード・ジュニア
・ トマス・ヘンリー・ハクスリー
・ トマス・ヘンリー・ハクスレー
・ トマス・ヘンリー・ハックスレー
・ トマス・ベアリング
・ トマス・ベアリング (初代ノースブルック伯爵)
トマス・ベイカー
・ トマス・ベケット
・ トマス・ベドーズ
・ トマス・ベルッシ
・ トマス・ベルッチ
・ トマス・ベルディフ
・ トマス・ベントン
・ トマス・ペイン
・ トマス・ペイン・キッド
・ トマス・ペラム (初代チチェスター伯爵)


Dictionary Lists
翻訳と辞書 辞書検索 [ 開発暫定版 ]
スポンサード リンク

トマス・ベイカー : ミニ英和和英辞書
トマス・ベイカー[ちょうおん]
=====================================
〔語彙分解〕的な部分一致の検索結果は以下の通りです。

カー : [かー]
 【名詞】 1. car 2. (n) car
: [ちょうおん]
 (n) long vowel mark (usually only used in katakana)

トマス・ベイカー : ウィキペディア日本語版
トマス・ベイカー[ちょうおん]

サー・トマス・ベイカー1771年1845年1月26日)はイギリス海軍の士官である。アメリカ独立戦争フランス革命戦争、そしてナポレオン戦争に従軍し、バス勲章とを授与された。フランス革命戦争では自ら指揮を執り、その経験がナポレオン戦争での3つの海戦、コペンハーゲンの海戦トラファルガーの海戦、そしてオルテガル岬の海戦の要因となる役割を果たした。直接参戦したのはオルテガル岬の海戦だけだったが、この海戦での戦いぶりと、戦闘前にフランスフリゲート、を拿捕したこととで、多大な名誉と報酬を得ることになった。イギリスの港にディドンを曳航して行く間、ベイカーの艦と他のイギリス艦とが、ピエール=シャルル・ヴィルヌーヴ率いる仏西連合艦隊に発見されたが、ヴィルヌーヴはこの2隻を海峡艦隊の偵察艦と見誤り、そのためベイカーは南に向きを変えてカディスに向かった。その結果、ナポレオン1世はを断念し、また、ホレーショ・ネルソンによるトラファルガーの海戦での、フランスを完敗させるきっかけとなったのである。ナポレオン戦争終結後、ベイカーの階級は飛躍的に上昇し、チャールズ・ダーウィンビーグル号での探検の期間中、南アメリカ艦隊の司令官を務めた。1845年、ベイカーは軍功を重ねた長い経歴の末、海軍中将に昇進し、同年その生涯を閉じた。
==海軍入隊と初期の任務==
ベイカーは1771年にケントで生まれた、家族はウォルマーに住んでいた。1781年8月23日に海軍に入隊し、輸送艦にとして乗務し、北海南部ので、ジョン・ストーン艦長のもとで任務に就いた。翌1782年6月26日まで「ドロメダリー」で任務につき、同じ年の10月17日にジョン・ペイトン艦長のに配属された、やはりダウンズでの任務だった。1783年1月21日には、74門艦カーナティックの艦長に就任したペイトン艦長と共に「カイト」を去り、海峡艦隊と共に任務に携わった〔。1783年3月15日、ベイカーは最初の指揮官であり、その時点で32門の5等艦、ハーマイオニーの艦長となっていたストーン艦長の元へ戻った。ストーンはこの艦でハリファックスへ向かい、1785年10月5日に「ハーマイオニー」を退役させてハリファックスに残した。アメリカ独立戦争の終結により、ベイカーは任務に就くべき艦がなくなったが、東インド会社の船に乗る仕事を得た。2年半たってこの仕事が終わり、ベイカーは1788年3月22日に海軍に戻って、28門艦で任務についた。彼は「ディド」でハリファックスに向かい、1790年7月22日に24門スループのに乗ってイギリスへ戻った〔。
1790年の冬は陸上で過ごしたが、1791年5月18日に海に戻って、プリマスで100門艦のロイヤル・ソブリンに乗艦した。同じ年の9月24日には、ウィリアム・ブライ艦長の64門艦に乗ったが、10月には32門艦に配属された。ベイカーは「ウィンチェルシー」に乗って、1792年2月まで海峡艦隊で任務につき、そしてまた艦を降りた。その次に任務についたのは8月で、ウィリアム・コーンウォリス准将の38門艦に乗り、インドへ向かった。インドで任務についている間にベイカーは海尉となった、1792年10月13日のことだった。10月17日には10門艦「スワン」に乗ってイギリスに戻り、1793年12月23日に「スワン」を退役させた。その後、の代理指揮官となった〔。

抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
ウィキペディアで「トマス・ベイカー」の詳細全文を読む




スポンサード リンク
翻訳と辞書 : 翻訳のためのインターネットリソース

Copyright(C) kotoba.ne.jp 1997-2016. All Rights Reserved.