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トムラウシ山遭難事故(トムラウシやまそうなんじこ)とは、2009年7月16日早朝から夕方にかけて北海道大雪山系トムラウシ山が悪天候に見舞われ、ツアーガイドを含む登山者9名が低体温症で死亡した事故である。夏山の山岳遭難事故としては近年まれにみる数の死者を出した惨事となった。 この事件では後に、日本山岳ガイド協会による第三者で構成する特別委員会「トムラウシ山遭難事故調査特別委員会」が設置され、2009年8月25日から5日間をかけ、金田正樹医師をリーダーとする4名のチームが2班に分かれ、遭難事故グループの行動、事故の事実関係を調査し、後に有識者の意見とともに報告書にまとめられた〔“トムラウシ山遭難事故調査報告書"社団法人日本山岳ガイド協会 . 2015年1月31日閲覧〕。 == 経過 == 同ツアーは募集型企画旅行形態で国内外の登山ツアーやエコツーリズムを取り扱う旅行代理店アミューズトラベル株式会社(本社:東京都千代田区神田駿河台、観光庁長官登録旅行業第1-1366号)が主催した企画旅行であった。旅程ではトムラウシ山や旭岳などを2泊3日で縦走する予定であり、50~60代の客15人(男性5人(A、B、C、D、E)、女性10人(a、b、c、d、e、f、g、h、i、j))とガイド甲(添乗員兼ガイドリーダー)、乙(メインガイド)、丙(サブガイド)の3人が参加していた。ガイドのうち甲、丙の2人は今回のコースは初めてだったという。途中、7/16朝、雪渓を過ぎた主稜線ヒサゴ沼分岐までネパール人のシェルパが同行している。 (以下、記述中の日付時刻はすべて日本標準時間である。) 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「トムラウシ山遭難事故」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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