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トム・ラソーダ : ミニ英和和英辞書
トム・ラソーダ[ちょうおん]
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〔語彙分解〕的な部分一致の検索結果は以下の通りです。

: [ちょうおん]
 (n) long vowel mark (usually only used in katakana)

トム・ラソーダ ( リダイレクト:トミー・ラソーダ ) : ウィキペディア日本語版
トミー・ラソーダ[ちょうおん]

トミー・ラソーダThomas Charles Lasorda, 1927年9月22日 - )は、アメリカメジャーリーグの元選手(投手)・監督。ペンシルベニア州ノリスタウン出身。
== 来歴・人物 ==
両親がイタリア人の移民であり、本人も若干イタリア語なまりの英語を話す。
1944年フィラデルフィア・フィリーズに入団。1949年ブルックリン・ドジャースに移籍。1954年にドジャースでメジャーデビュー。翌シーズンもドジャースでプレーするが、1956年にはカンザスシティ・アスレチックスでプレー。メジャーではこの3シーズンしかプレーしておらず、通算成績は0勝4敗、防御率6.48と全く振るわなかった。
しかし、ラソーダが他の選手の相談によく乗っていたのを見ていたドジャースのフロントは、ドジャース傘下のマイナーチームのコーチ就任を要請、ラソーダもこれに応じた(一時スカウトを行なっていた時期もあった)。その後、プレーヤーが徐々に上のリーグに上がっていくように、ラソーダも指導者としての腕を上げ、シングルA,ダブルA,トリプルAの監督を歴任。
そして1977年に名将ウォルター・オルストンの後を継いでドジャースの監督に就任。オマリー家の家族経営の影響からか、他のチームが頻繁に監督のすげ替えを行なう中、1996年に健康上の不安を理由に自ら辞任するまで20年にもわたってドジャースの監督を務めた。監督として確固たる地位を築いていったラソーダには、常に他球団への移籍の噂が絶えなかった。ある日、新聞記者がその件についてラソーダに直撃取材したところ、「俺の体にはドジャーブルーの血が流れてるんだ」という言葉で移籍の噂を一蹴したのは有名である。
とかくマイナーリーグでは自分が上のリーグでプレーしたいことから、スタンドプレーに走りがちになり、またメジャーリーグでも優勝が絶望的になると契約上のインセンティブを狙いに個人プレーが目立つようになるが、ラソーダはそのようなときに、「背中の名前(=個人)のためにプレーするのではなく、胸の名前(=チーム)のためにプレーしろ」と諭した。監督としての通算成績は1599勝1439敗(勝率.526)。地区優勝8回、リーグ優勝4回、ワールド・シリーズ優勝2回。1998年にはドジャースの副社長に、2005年には同球団の名誉顧問に就任した。なお、監督時代の背番号『2』はドジャースの永久欠番となっている。1997年アメリカ野球殿堂入り、2006年にはカナダ野球殿堂入りの栄誉を受けた。
2000年のシドニーオリンピックではマイナーリーグの選手中心で編成された野球アメリカ合衆国代表チームの監督を当時72歳という高齢ながら引き受け、チームを金メダルへ導いている。
2005年、アメリカのプロフェッショナル・ベースボール・スカウト基金(PBSF)は、「20世紀最高の監督」にラソーダを選出、と同時に2006年以降、「トミー・ラソーダ賞」を創設し、各年の最高の監督に対して同賞を贈ることを決定した。
ボビー・バレンタイン(前千葉ロッテマリーンズ監督)やマイク・ピアッツァ(元ニューヨーク・メッツほか)も祖父母がイタリア人の移民であることから、彼らはラソーダに心酔していると言われている。

抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
ウィキペディアで「トミー・ラソーダ」の詳細全文を読む

英語版ウィキペディアに対照対訳語「 Tommy Lasorda 」があります。




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