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トヤマエビ : ウィキペディア日本語版
トヤマエビ

トヤマエビタラバエビ科に分類されるエビの一種である。
日本海の全域からベーリング海にかけて生息する、寒海深海性のもので、水深100mー200m程度のところに棲む。水深350mまでとしている書物もある。
富山湾で大量に漁獲されるためにこの名がある。
標準和名としては「トヤマエビ」で、標準和名「ボタンエビ」の とは別だが、一般にはボタンエビとも呼ばれることがある。ほか、「タラバエビ」、「キジエビ」と呼ぶ所もある。
==特徴==
体長は17cmほどで、大きい物では25cm以上になるものもある。額角は前部が上にそり、頭胸甲長の1.5倍ある。武田正倫の記述によれば、生きている時は淡紅色で、頭胸甲側面には不規則な斑紋、腹側に赤褐色の横じまがある。ボタンエビにはこの横じまがなく、また頭胸甲の背の部分の曲線は、トヤマエビが急であるのに比べ、ボタンエビは緩やかである〔武田正倫著 『原色甲殻類検索図鑑』 北隆館、1982年。〕。
2年目は体長10cm程度でオスとして成熟するが、他のタラバエビ科のエビと同様に性転換する。
4歳頃までは雄で、4歳半で性転換をして雌に変わり、5歳で1回目の産卵をする。1年間抱卵を続けた後、卵を孵化させて幼生を放つ。その後1年は抱卵せず、満7歳で2回目の産卵をし、1年間の抱卵後、孵化させ、8歳で寿命が尽きる。〔本尾洋 『日本海の幸 -エビとカニ-』 あしがら印刷出版部、1999年、27頁。〕

抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
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