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アイシス(''Isis'')は、トヨタ自動車が現在発売しているミニバン。静岡県裾野市のトヨタ自動車東日本(旧:関東自動車工業)東富士工場で生産される。 == 概要 == 日本市場の専売車種(日本国内専用車・左側通行専用に設計)として企画・開発され、左右アシンメトリー(非対称)ボディを採用している。 一般にはガイアの後継と紹介されることが多いが、トヨタでは「ガイアの後継ではなく、全く新規に開発したミニバン」と否定している〔トヨタ自動車 よくいただくお問い合わせ 〕。ラウムで培われたアイデアを随所に取り入れている。 エンジンはDOHCの2000ccの1AZ-FSE(D-4)と1800ccの1ZZ-FEで、駆動型式はFFとアクティブトルクコントロール4WDが用意される。トランスミッションは2000ccは無段変速機のSuper CVT-i、1800ccはSuper ECT(4速AT)で、2000ccの「Platana(プラタナ)」のみ7速スポーツシーケンシャルシフトマチックを装備する。 ボディサイズは5ナンバーサイズだが、「プラタナ」はエアロパーツと、ブリスターフェンダーが装着されており、わずかに全幅が拡大され1710mmとなる為、3ナンバーとなる。 助手席側にはラウムで培われたアイデアのひとつ、センターピラー内蔵ドア「パノラマオープンドア」〔子会社のダイハツ工業では「ミラクルオープンドア」としてタントに採用されている。〕が採用されており、助手席と後部座席のスライドドアを開けると、ピラーがない広大な開口部が現れるのが特徴〔なお、パノラマオープンドアの採用は、日産・プレーリー(初代)の方が先である。〕。 そのほか特徴的な装備として、前方に障害物があっても、ステアリングの角度で回避可能な場合はアラームが鳴らない、ステアリング感応式のクリアランスセンサーがオプションで用意されている。 また、リアコンビネーションランプはテールゲート部両脇にブレーキランプが付き、姉妹車種のウィッシュ同様でLEDを採用している。なお、バックランプ、ターンシグナルランプはテールゲートとバンパーとの境目の部分に付いている。当初VSCは4WD車にのみオプション設定されており、2WD車には装備できなかった。 2004年の発売開始以降、軽自動車を除く個人向けの乗用車としては非常に珍しく発売開始から10年以上に渡って一切フルモデルチェンジが実施されずに販売されている車種であり、トヨタの乗用車ラインナップはおろか海外・国産メーカーの乗用車においても古参の部類に入る(2016年2月現在)。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「トヨタ・アイシス」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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